新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

教会財政について

  今日は少雨でした。今日は日曜日なので教会でした。先ほどブログを書いたのですが、また投稿できませんでした。日曜日にはよくこんなことがあります。

 教会財政について書きます。先ほどは結構詳しく書いたのですが、2回目なので同じことを書くのがいやになって簡単に書きます。財政は収入と支出で成り立っています。

 収入はその70%近くが教会員の月定献金と礼拝献金で成り立っています。月定献金というのは、毎月額を決めてその額を献金するのです。これが教会の一番安定的な収入になります。全収入の50%少し超えるくらいを占めています。

 個人によって額が違うのですが、当然のことながら教会員が多くいる教会は財政が豊かになります。その他はイース献金や夏季献金、クリスマス献金です。これも教会員の方のほとんどが献金してくださいます。

 感謝献金と特別献金というのも有ります。感謝献金とは、結婚式や就職などの場合に感謝の気持ちを込めて献金するものです。また子供の誕生日や自分たちの結婚記念日などの感謝献金もあります。

 特別献金というのは、教会員以外の方からの献金です。結婚式をあげた時、御両親からの献金などだと特別献金ということになります。

 支出で一番多いのは当然のことながら人件費関係です。牧師先生の謝儀や社会保険負担、それに退職金積み立てなどがあります。これで全支出の70%近くを占めます。牧師先生も生活があるので、余り謝儀が低いと定着しにくいのです。

 その他の支出で意外と大きいのが負担金です。この負担金は地区や教区、教団の活動を支えているのです。この負担金は教会員の数と教会の収入額によって決まります。

 教会が大きくなって会員が増加し、収入額が増えると負担金も増えます。教会らしいものに、礼典費という項目があります。教会の大事な礼典である聖餐式のためのブドウジュースやパンなどを購入するための予算です。

 その他の支出項目では対外献金というのもあります。これは他の教会の援助や福祉団体などに対する献金です。また牧師養成機関である東京神学大学への賛助金というのもあります。

 東京神学大学への賛助金はおじさん個人もしています。教会も一つの組織として財政を持っています。それがうまくいかないと教会運営もうまくいかないのです。

 長老(役員)の中に会計担当の方がいてそれをうまく運営しています。とりあえず現在は赤字にならず運営されています。明日は期末の成績処理をします。