新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

新自由主義から国家資本主義へー民から公へ

昨日は別荘の草刈りでした。今年最後の草刈りです。それといも掘りです。今回は前回ほどは採れませんでした。今月末には玉ねぎを植える予定です。

 今日は本来午前中授業だったのですが、木曜日との曜日振替で午後の授業でした。株式相場は予想通り値上がりです。以前から書いているように14500円台を基準に前後300円くらいの動きですから、当然買いが入ってよい思っていました。

 ところで先日売った電機株(業態は電機というより機械なのです。)が突然今週になって値上がりしています。今日も大幅値上がりで、おじさんの売り値から100円も値上がりしました。買った船株は取りあえず買値戻しなので一安心です。

 よく言うように売れば上がり、買えば値下がりの通りです。船株は動きが早いので短期売買を考えています。もう次の買いたい株式を考えています。

 さて、小泉さんが推進した新自由主義はさっぱり元気がありません。安倍さんは新自由主義とはおよそ縁遠いところにあります。新自由主義アメリカでも一時ほど勢いはなさそうです。企業に自由に任せれば世の中はうまくいくというのも能天気な話です。

 企業はあくまでも利益を出してなんぼのもんです。利益にならないことを志からやることはありません。今盛んに取り上げられているデパートなどの不正表示などを見れば明らかです。ですから、国家優先の安倍さんなら新自由主義とは反対の立場にたつはずです。

 日銀の異次元の金融緩和で経済をリードするのもおかしな話です。日銀は間違いなく公ですから、公から民の流れに反します。おまけに賃金引き上げを企業に依頼するなど新自由主義なら考えられないことです。もしアメリカ大統領が、グールルやアップルに賃金引き上げを依頼したら、オバマ大統領の精神状態が疑われるでしょう。

 さらに、賃金を上げない企業を公表すると脅したり、賃金を上げた企業の法人税を軽減するなどと言った意見もあるようですが、これも政府による企業への干渉です。

 何だか公から民が民から公へと転換しているようです。デパートなどの不正表示もちょっとその流れの中で起こっているのではないかと疑われます。

 大阪ではこんな動きのなか民間から大勢の校長を選抜するようです。校長に応募する人も維新の会が多数派から転落すれば、任期満了どころかその前にクビになると思っているでしょう。当然応募者の質量とも落ちることは間違いありません。

 質が落ちれば、また問題校長が増え橋下さんの人気も落ちることになります。そう言えば今日のニュースで楽天の社長が政府の委員を辞任するようです。薬のネット販売に対する不満からのようです。これを見ても、新自由主義は終わったようです。

 流れはどうも変わったようです。これでは官僚を勇気づけるようなものですね。小泉さんがいやがらせのように反原発を主張するのも良く分かります。

 明日も授業です。