新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

こども祝福式がありました。

今日午前中は雨で午後から晴れてきました。それでも午前中は寒冷前線の影響か寒かったです。昨日は問題作りにお客さんが来たりしてブログが書けませんでした。月曜日にそのテーマで書くつもりです。

 先週は株式相場が大幅高で円相場も100円近くまで円安が進みました。このまま円安が進むようなら5月の高値を抜いて16000円さらには20000円台を目指すかもしれません。

 ただそんなに株式市況が値上がりする材料はありません。アベノミックス効果も1年でほぼ消滅し、地方ではデフレが続いています。雇用もそんなに上昇していません。公共事業などで現場作業員などの雇用が伸びているだけでしょう。

 さて今日は日曜日なのでそんな生臭い話はやめて教会ネタです。今日はこども祝福式がありました。こども祝福式とは、イエスがこどもたちを祝福したことにちなむ行事です。

 以前からあったのですが、年によっては全く子供さんが来ない年もありました。今年もお土産のお菓子を用意して待っていました。何と今年は10人以上の子供さんが来てくれました。

 そう言えば中国でも同じような行事があって牧師さんが子供たちを祝福していました。それに子供聖歌隊がいて揃いの服装で講壇で歌を歌っていました。中国でも教会学校があっていました。日本の教会では礼拝の前に教会学校があっていましたが、中国では礼拝中に子供さんを一室に集めて教会学校をやっていました。

 一室と言っても大人が集会室として使うような立派な部屋です。歌ったりお話を聞いたりしていました。担当の教会員の方は8時半からある朝の礼拝に出席していたようです。40人以上の子供が来ていました。

 幼児祝福式というのもあります。こども祝福式は幼児から小学生までですが、幼児祝福式は生まれた赤ちゃんを祝福するものです。おじさんの子供たちもしてもらいました。似たようなものに幼児洗礼というのがあります。こちらは、文字通り洗礼を施すものです。

 カソリックの場合、クリスチャンの両親の子供は皆幼児洗礼を受けるようです。プロテスタントの場合でも幼児洗礼を受けさせる家庭があります。カソリックの場合はどうか知りませんが、プロテスタントの場合、幼児洗礼を受けただけでは教会員とは認められません。

 ある程度大きくなって堅信礼をいうのを受けます。具体的にどうすろのかよく知りませんが、自ら信仰を告白する儀式だと思います。なぜならプロテスタントの信仰は自ら信仰を告白して成り立つものだからです。プロテスタントの信仰は自覚的なものなのです。

 何となく家が真宗だから自分も真宗だろうというようなものではありません。もし神社信仰や仏教の信仰がそのような自覚的なものだとすると氏子さんや門徒さんは激減するでしょう。(自分で氏子となったり、門徒となることを申し出て許可を得てなるからです。その地域に生まれただけではなれないからです。)そうなると神社やお寺の経営は苦しくなるかもしません。無自覚的信仰が日本の特徴だと思います。

 イスラムユダヤ教だと正月に神社にお参りしてお盆はお寺にお参りし、12月にはクリスマスを祝うなどという混合した宗教状況は起こらないだろうと思います。イスラム系日本人が増えそんな時代に戦争をしたら、戦死者を靖国神社に全員を無条件で祀ることなど不可能になるでしょう。(当然家族の了承が必要になります。イスラム系日本人は断るはずです。)

 その点からも移民を受け入れれば日本は深刻な文化摩擦に遭遇するでしょう。明日はツマクマの所用のお付き合いです。