偽装社会日本ーいづこも同じ - 新おじさん教師のひとりごと

今日はとても温かい一日でした。午後から近くの庭園を見学に行きました。その庭園は個人所有でしたが、今年いっぱいで閉鎖になるそうなのです。先日地元テレビでやっていました。

　おじさんの家から自動車で20分くらいのところです。それまで全く知らなかったところです。ところがテレビで放映されたので大勢の入場者が来ていました。おもしろいのは入場券が品切れなのでパンフレットで勘弁してくださいとのことでした。

　多分今年で閉鎖なので新しい入場券を作らなかったのでしょう。近くの道も渋滞するほどでした。さて、最近偽装だらけですね。

　それについて書きます。偽装の最初はＪＲ北海道からです。ここは以前から始まったのにまだ続いています。先日もレールの問題で監査の直前に書き変えをしていたようです。

　監査の直前に書きかえるのですから相当悪質です。交通機関の場合生命に関する事項ですからひどいものです。その前にも事故が頻発しているようだったのです。これからどう決着をつけるのか難しいと思います。広大な北海道の鉄道を維持するのはどう考えても無理でしょう。

　さりとてＪＲ北海道を解体するわけにもいきません。また経済効果を狙って路線を整理すれば大反対が起こるでしょう。モータリーぜーションが将来減少するとも思えないので先が見えないですね。

　次はホテルの食堂の偽装表示問題です。これは明らかに利益を出すためにやっていることです。食べ物はイメージが大切です。和牛ステーキと銘打って外国産の肉に脂身を混ぜるなら利益が出るでしょう。価格差が大きいからです。

　内部でも問題視する意見が出たと思います。しかし、現場の上の方が決定したことだと思います。もし部下が言ったとしても上がしっかりしていたらそんなことはないと思います。

　あるいは業界全体の常識だったのかもしれません。最後はちょっと偽装と違っていますが、東京都知事の献金問題です。その前段として徳州会病院の選挙違反問題があります。これもひどい話です。医療機関が率先して選挙違反をするのですから。

　医は仁術とは程遠い状況です。親族が選挙違反をしていることが明らかになれば当選した議員は失職ということになります。そのことを知らなかったとは思わないのですが。

　この議員の選挙区は昔相当激しい選挙があったそうなので、選挙違反は常識だったのかもしれません。しかし、それ以上に悪質と思われるのは東京都知事の献金問題です。本人は個人的な借金だったと言うのですが、選挙前に無担保で5000万円融資するなどありえないことです。選挙資金ではないと言っていますが、それを信じる人はいないでしょう。

　報道によれば本人は１億円希望したとのことです。もしこのスキャンダルがオリンピック候補地決定前だったら東京が選ばれたかどうか疑問でしょう。そもそもそんなスキャンダルの渦中にある知事が候補地選定会場に出れたか疑問です。

　石原前知事にも献金があったという報道もあります。もし、これがはっきりしたら維新の会は大打撃でしょう。橋下さんの人気も下降気味だし、共同代表の石原さんが献金疑惑となれば次の総選挙で維新の会は消滅するでしょう。

　大阪での維新の会の力もこれでほど終わりということになります。熱狂した後の失望と言ったところでしょう。中国の偽装もひどいですが、日本もそこそこ偽装社会だということが分かりました。

　まあどこの社会もそんなものなのでしょう。明日は教会です。