新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

ストーカー事件について考えるー強すぎる自尊感情

今日は昨日ほど寒くありませんでした。昨日は午前中が中間考査で午後からは娘の家にお手伝いに行きました。それでブログを書くことができませんでした。

 今日は午前中は娘の家から別荘に行って玉ねぎを植えました。前回は100以上植えましたが、使い切れなくて悪くなったので、今回は少し減らしました。

 昨日の株式相場はちょい安でした。一時かなり下がったのですが、報道によれば海外の投資家の買いが入ったようで、結局ちょい安で終わったようです。円は102円台まで来たようです。株式相場と円相場は連動しているようで、円安が株式相場の上昇を招き、株式相場の上昇が円安を招いているようです。

 やはり世界中の中央銀行がお金を市中にどんどん放出している影響でしょう。景気がそれほどでないヨーロッパがあふれ出したお金で割安感のある日本の株式を買っているのだと思います。

 さて今日はまた事件について書きます。千葉でもスト^カー殺人がありました。その前は東京でもありました。最近はストーカー殺人が流行しているような気もします。

 その原因として最近の若者の自尊感情があるのではないかと思います。昔と言ってもおじさんの頃は、家庭でも学校でも自尊感情を尊重する風潮はありませんでした。学校では先生からぼろくそに言われていました。親も兄弟も容赦なく文句を言っていました。

 それで自尊感情をもつ暇などなかったのです。何とか頑張って見返してやろうと思ったものです。男女交際でも振られるのは当たり前で、振られたらまた新しい彼女を探せばいいやっくらいに思っていました。

 現代の方が男女交際の機会も多いので、ダメだったら別の人を探せばよいと思うのですが。どうも学校でも社会でも自尊感情を大切にする風潮が強いです。
 
 それだけにもし自尊感情を害されたらその回復が難しいようです。よく親からも「馬鹿野郎」と言われたことがないのに、会社で上司から「馬鹿野郎」と言われて会社に行けなくなった話を聞きます。

 少子化の中で大事にされてきたので、打たれ弱くなったとも言います。ショックに出会った場合、奮起してやり直すのでなく、ショックを与えた側を恨む傾向があるのではと思います。一度否定されると自己回復ができず、自分を否定した相手を抹殺することで自分の誇りを回復しているのだと思います。

 そうは言っても付き合う前に相手がどんな自尊感情を持っているか分からないから困ります。別れたら刺されるような相手だと知っていたら最初から付き合わないでしょう。

 多分付き合い始めた時はおもしろい人物だとか頼りになる人物と思ったのでしょう。それに現代社会では相手を疑うことは良くないことだとされます。性善説が社会に横行しているからです。さりとて人を見たら泥棒を思えと言う性悪説もむなしいでしょう。

 中々難しい問題です。昔が良かったとだけは言えませんが、過度の自尊感情はしばしば自らを滅ぼしていまいます。おじさんくらいの年になると自尊感情も次第に失せてきます。若いころは今よりよほど自尊感情が強かったと思います。

 今日は新聞報道などで感じたことを取りとめもなく書きました。明日は日曜日なので教会です。長老会(役員会)があります。