第三局の終焉ー自民党の一人勝ちが続きます。
今日は曇り空でおまけに肌寒い一日でした。特段用事もないので家に籠っています。株価はこのところの下げに対する自律反発で少し上げました。
出来高は多いのですが、値動きは小さいので仕手筋ではないと思います。大株主間の移動だとも言われています。売れば上がる、買えば下がるの株の格言通りおじさんが直近に売った株が200円近く値上がりし、買った株は買値周辺をうろうろです。
売った株は以前仕手っぽいところがあったのですが、このところ地味な動きだったのです。それが突然仕手っぽい動きになりました。なんだか株式相場は業績相場でなく、ゲーム的な感覚になっているようです。
さてこのところ政治がおもしろいです。特に地方政治が笑わせてくれます。第三局と呼ばれる政党の動きがおもしろいです。俗な言葉で言えば馬脚を現したというところでしょう。
始めは「みんなの党」の分裂です。党首の渡辺さんの個人政党ですから勢力が拡大すれば逆に内部分裂が起きやすいです。政治家は基本的に自分が一番だと思っているので、衝突が起きやすいのです。
橋下さんの「慰安婦発言」から坂をころげおちるように後退していっています。橋下さんの強みはその大胆な発言にありました。しかし、上手の手から水がこぼれるように、得意の弁舌で墓穴を掘りました。おまけに橋下さんが任命した公募職員が次々に問題を起こしやめました。
橋下さんは官はダメだ民に変えねばと言ったのに、任命された民の人が大勢信じられないような不祥事を起こしました。官の時代ならありえない不祥事です。
3年後の統一地方選挙で維新の会が消滅するのは明らかです。ちょっと気がきく人は間もなく大挙して自民党に鞍替えするか、無所属になるでしょう。第二党の公明党も水に落ちた犬ならぬ維新の会をたたくことはあっても手を差し伸べることはないでしょう。
もう維新の会は終わったのです。かってサイトでは維新の会を批判すると沢山の反論が来ました。今は批判しても何の反論もありません。完全に無視されているのです。維新の会が期待された時代維新の会を支持した人たちは今どう思っているのでしょう。維新の会をもてはやした評論家は今何を考えているのでしょう。
ぜひ聞いてみたいものです。また維新の会のもう一方の代表の石原元東京都知事の子分の猪瀬さんの無様な姿も維新の会の終焉を示しています。
都知事選史上最高の得票率を得たのに実はあんな無様な答弁しかできない人だったのです。騒ぎ過ぎるという人もいますが、庶民にとって5000万円の現金は一生縁のないお金です。
それを無担保返済期限なし利息なしで貸してもらい、現金で持って帰っていながら、その間の事情をよく覚えていないという話です。おじさんなら100万円の現金を受け取って帰っても緊張でよくその時のことを覚えています。
5000万円をどの鞄に入れたのかもうろ覚えなのだそうです。途中にのことも覚えていないのだそうです。10年も前のことなら、あるいは5年前のことならそうでしょう。
そんな前のことではないはずです。もし辞任を免れても再選はないでしょう。もし都民がそんなにおおらかなら東京都政の将来が不安です。部下もそんな事情のあるトップの下で思いっきり働く気にならないでしょう。
橋下氏と猪瀬氏は大阪・東京という日本を代表する都市の首長です。中国で言えば上海と北京市長のようなものです。その二人がこんな無様の様子でいいのでしょうか。
明日は授業の予習をします。