新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

クリスマス礼拝がありました。

今日は午前中はとても寒かったのですが、午後からは温かくなりました。久しぶりの晴天です。昨日京都府の事件について書きましたが、事件で使用された拳銃について発表がありました。

 昨日おじさんは22口径だと書いたのですが、警察発表は25口径でした。22口径と25口径では拳銃の性質が違うので明日はそれについて書きます。

 さて今日は日曜日なので教会ネタです。当然今日はクリスマスなのでそれについて書きます。24日にイブ礼拝があります。クリスマス直前の日曜日が今日なので今日がクリスマス礼拝です。

 クリスマス礼拝と言っても特別な儀式があるわけではありません。強いて言えば、第一主日(第一日曜日)にある聖餐式がある点です。それと当然ですが、礼拝の説教がクリスマス関連にものとなることです。

 聖書におけるクリスマス記事(イエスキリストの誕生に関する記事)はいろいろあるので、どの聖書個所を取り上げるかは年によって違います。

 今回はルカ福音書の羊飼いたちが誕生したばかりのイエスを礼拝にくる部分でした。(ルカ福音書2章1~20節)特に印象的だったのはイエスを拝みにきた羊飼いたちのことです。考えてみれば、ヨセフさんとマリアさんは、人口調査のために故郷に帰ろうとしていたのです。

 ところで、この人口調査を故郷で受けると言う記事については、歴史的には疑問があるということを読んだことがあります。人口調査は今住んでいるところで行われたというのが歴史的事実のようです。まあ聖書は歴史書ではないので、どちらでもいいのですが。

 羊飼いについて言えば、彼らは人口調査の対象外だったのです。つまり人間の数に入っていないのです。この場合の人間というのはユダヤ人です。だから彼らは故郷へ帰らず羊と一緒にいたのです。

 そのようなユダヤ人社会から排除された人たちの元に真っ先に救い主がやってきたというメッセージが伝えられたのです。もちろんこれが歴史的事実かどうかは問題ではありません。ポイントは少なくとも福音書を書いたルカは先述したように考えてこの福音書を書いたのです。

 午後からは祝会です。教会の婦人たちのお持ちよりの料理を食べ催しを楽しむのです。催しは壮年会(壮年男性の会)は讃美歌合唱、青年会は聖書ビンゴゲーム、婦人会はハンドベルでした。おじさんは祝会の司会です。

 そう言えば中国の教会はクリスマス礼拝はありますが、あっさりしたものです。街はクリスマスの飾り付けで満ちていました。デパートの正面玄関一杯にイルミネーションがあります。大学でも外国語学院主催のクリスマス祭がありました。

 最初の年驚いたのは、欧米の留学生を中心にクリスマス劇(イエスの誕生劇)が演じられたことです。大学と契約した時授業で宗教と政治の話はしないとあったからです。まあどこの国でも当然でしょう。中国から日本に来た先生が中国共産党について授業で話したら難しいことになるでしょう。

 以前書いたように中国の教会ではクリスマスよりイースターの方が重視されていたようです。教会暦ではクリスマスから新しい年が始まります。ところで日本独特なものとしては新年礼拝があります。中国では1月1日の新年には礼拝がありませんでした。

 春節の頃はいつも日本に帰っていたので、春節の礼拝はあるのかどうか知りません。中国の風土から言ったら多分ないと思います。

 明日は新年に向けての掃除と年賀状書きです。