新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

株式市場におけるユニチカの動きについてー理由は何

今日は午前中は天気だったのですが、午後から曇ってきました。今日で年内の授業は終わりです。小中学校は終業式だけで授業はないのですが、おじさんの学校は授業があります。

 さてアメリカの金融緩和政策見直し発言を受けてアメリカの株式市況は値上がりしているようです。日本の株式市況も値上がりしていたのですが、今日の後場終わり値付近で戻しています。下げまでは行きませんが午前中の勢いはありません。

 出来高上位の株式を見ても下げに転じている株が多いです。今日の出来高一位はユニチカでした。単独で一億株の出来です。出来高1億株というのは、売りが1億株でて、買いも1億株あると言うことです。クロス商いともいいます。売り方と買い方が決まっていて、同時に売りと買いの注文を出すのです。

 もしこのバランスが崩れると大変なことになります。1億株の売りが出て、1千万株しか買いが出なかったらその株の値段は暴落します。逆なら値段は大幅高になります。アウンの呼吸での売り買いです。それが何日も続いているのです。

 ブログの掲示板でも理解に苦しむとの書き込みが多いです。こんな大規模な商いなのに値段はピタッと張り付いたまま動かないのです。普通こんな場合買占めなどが考えられます。その場合、値段がどんどん上がっていく中で商いが膨らんでいくのです。

 ユニチカのように、何日も大商いが続きながらほとんど動かないことは珍しいです。別の見方として、大株主の移動という説もあります。そのような場合、株式市場を通してでなく、場外で話し合って移動させるのです。

 また買占めだとすると買う側に何かメリットがなければなりません。しかし、ユニチカはもともと繊維会社でそんなに新製品を発売して大儲けする会社ではありません。もちろん昔からある会社なので不動産などもありますが、今の不動産状況ではそれを売るということもできないでしょう。

 あるグループが買い占めているとしても、そうなると売り方はどこかと言うことになります。ここまでおおっぴらに買いに入れば当然会社側も防戦に入ります。大株主に売らないようお願いに上がっているはずです。

 そうなるとうわさはあっと言う間に広がり、提灯買いといって、大勢の投資家が群がってきます。ところがそんな話もありません。それが一番よくわかるのは株価です。

 提灯買いがない証拠に値段が動かないのです。掲示板というのは結構いいかげんでもうわさを流して煽るのですが、それもありません。個人投資家の全く関知しないところで商いだけが続いているのです。

 もちろんおじさんはユニチカの株を買う気はありません。ただ好奇心から理由を知りたいだけです。どなたかうわさでもいいですからコメントください。

 今日は夕方からクリスマスイブ礼拝があります。