新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

厳しいシニアの未来ー年金・インフレ・健康

今日は午前中曇りでしたが、午後から晴れてきました。東京は雪のようですが、こちらはそれほどのことはありません。午前中は義弟、午後からは長女夫婦が来ました。

 アメリカの株式相場も値上がりし、ドル高に振れたので月曜日の日本の株式相場は値上がりでしょう。これは金曜日書いた通りです。

 さて今日はシニアの未来についてです。まず今年から年金が減額になります。国民年金部分と厚生年金部分がどちらも減額になります。(おじさんの場合は共済年金です。)

 ところで先日義母からこれは何と聞かれたはがきがありました。義母は若い頃運輸関係の企業で働いていました。そのおかげで企業年金をわずかですが受給していました。単独の企業年金でなく、業界が合同して作った企業年金でした。

 その企業年金が廃止になるとの連絡でした。その業界は衰退気味で受給者をささえる就業者が大幅に減少しているのです。それで企業年金が解散になるとのことです。初めて知ったのですが、厚生年金代行部分は今受給している厚生年金に上乗せされますが、独自に企業年金として上乗せしている部分がカットになるのです。

 その上政府はインフレ政策をとっています。物価が上昇するのに年金は上がりません。それどころかデフレの時代に年金を下げなかったので、これからその分を引き下げるとのことです。

 さらに周りでは病気になる人の話をよく聞きます。高齢の近づくほど病気になりやすくなります。おじさんは前立腺肥大以外には薬を飲んでいません。と言っても自覚症状はなく半分は予防のためです。

 周りにはガンの人や難病の人がいます。おじさんの同級生でもこの数年で2人ほどなくなりました。70代が近付けばますます病気がちになるでしょう。

 病院に以前行った時たまたま待合室の前が糖尿病外来でしたが、大勢の人が診療に来ていました。糖尿病の人が大勢いるのだと分かりました。知り合いの方が脳梗塞で入院された方もいます。そちらは60代です。

 親の介護で大変な知り合いもいます。今は超高齢化社会で、おじさんの友人のお母さんは100歳になったと言っていました。

 おじさんの義母も92歳です。まあ義母は元気なのでありがたいです。マスコミでは元気に働くシニアしか登場しませんが、実際はそんなシニアばかりではないでしょう。とくに65歳で再任用が終われば次の仕事を探すのは難しいと思います。

 それでもシニアが現在の政権を支持しているのですから、政府がどんなに年金を減額されてもインフレ政策を進めても我慢するしかないのでしょう。

 若者のためにシニアが我慢するという考えもあります。それはそれでいいのですが、自分の生活が苦しくなっても本当にいいのかなと思います。

 これで安倍政権が軍事費を増加して社会保障費が減額されたなら踏んだり蹴ったりになると思います。明日は教会です。司式の当番になっています。