新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

経済状況が激変しています。

今日はツマクマの所用のお手伝いで先ほど帰ってきました。天気は曇りで夕方から冷え込んできました。株価は200円以上の下落です。

 このところ値上がしていましたが、あっと言う間に利益確定売りがでました。明日で今週は終わりなので相場展開はどうなるでしょう。多分大きな動きはないと思います。100円単位の動きだと思います。

 さて、この数日経済状況に影響を与えるニュースが出てきました。一つはトヨタのリコールです。100万台に及ぶようです。おまけにプリウスなのです。今一番売れている車です。これがリコールとなれば、収益に影響を与えると思います。

 トヨタを筆頭に賃金引き上げを目指しているのに、これはダメッジでしょう。次に機械受注が前月より15%近く減少しているようです。これは企業の設備投資の動向を占う指標なのです。企業は4月以降景気が下振れするとみているようです。

 今回の企業の最高益は円安のおかげです。しかし、去年後半から円安も一服傾向です。前年比で言えば今年はそれほど大きな業績アップにはならないでしょう。

 株価も以前から書いていた日経平均15500円を大きく下まわっています。もちろん夏ごろ大きく値上がりする可能性もあります。ただアベノミックス効果が完全に失われたことは明らかです。

 そう言えばあれほど安倍政権を支持していた保守派にも変化が見られます。保守的立場の雑誌であるSAPIOもアベミックス批判の記事を載せています。

 安倍政権の支持率と株価は正の相関があるようです。このまま顕著な景気回復がなければ支持率50%を切る可能性もあります。昨日も書いたように客観的に見ても日本をリーダーとする中国包囲網は完全に破たんしています。

 本人は認めたがらないようですが、安部人気にも陰りが出てきました。NHKの委員任命についても海外から批判されています。このところカリスマの失墜が多く見られます。猪瀬さんに始まって某作曲家もそうです。橋下さんも完全に空回り状態です。

 今のところ安倍さんは踏ん張っていますが、どこかで一気に不満が噴出する可能性があります。3月以降の株価の動向が注目されます。

 明日はおじさんの試験があるので、学校へ行きます。