新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

あなたは、売りそれとも買いー難しい相場観

今日は昨日からの雪が山に積もっていました。おじさんの勤務する学校は郊外の山のふもとにあるので、雪が積もっていました。幸いなことに道路は雪がなくて無事行けました。

 今日は期末考査した。おじさんの試験がありました。大きな失敗がないか心配するのですが、今回も何とか無事実施できました。後は採点して総合成績を出すだけです。24日に答案を返却します。これで今年の仕事は終わりです。

 どうも対アメリカ外交が難しい段階に入ったようです。これについては後日書きます。ネットの書き込みでは日本贔屓が圧倒的なのですが、どうも厳しい状況です。(オバマ外遊・TPPなど)

 さて株式相場は今日もまた大幅な下落でした。12月で相場が終わってなかなか戻りがありません。日経平均16000円台など夢のまた夢になってきたようです。

 やはり日本の株式相場はアメリカあってのもののようです。安倍政権は相変わらず強気ですが、相場が年明けから完全に壊れたようです。どうも日本の投資家は海外の投資家の餌にされているようです。

 海外の投資家は今は一貫して売っているようです。それを日本の個人投資家が買って日経平均を支えているというのが1月相場でした。2月になっても値段が戻らず、さすがに個人投資家の買いが減ってきたようです。

 12月高値を見ていると今の相場は買いたくなる水準に近くなっていると思います。しかし、今買う材料がないのです。業績はすでに織り込み済みです。逆に今年の9月中間決算はそれほど期待できないようです。

 また海外に目を向けるとアメリカの景気回復に黄信号がともっているようです。今のアメリカの消費低迷を雪のせいにする意見もあります。ここの見極めが難しそうです。

 新興国経済の状況も不透明です。中国でも理財商品にデフォルトが出ているようです。輸入大国中国経済低迷の影響で資源の値段が下落してきています。ガソリンも値下がりしています。先進国が資本を引き揚げるため、新興国のインフレが進む可能性があります。逆に先進国ではデフレが進行しそうです。

 EUがマイナス金利を検討しているとの報道がありました。新興国EU諸国で経済不安が発生すると安全通貨ということで円が買われることになりそうです。そうなれば、また円高になります。

 3月以降の見通しが立ちません。おじさんとしては日経平均13500円まで一度下落してそこを底に夏にかけて回復する可能性があると考えています。円も一度100円割れをしないと底を打たないような気がします。

 逆説的ですが、安部さんが辞任して対外状況が変化するのが株価上昇には一番よいのではないかと思います。鼻が効く自民党のベテラン議員の中には反安倍姿勢を打ち出した人もいます。過去の経験から言えばアメリカから見捨てられたら政権は終わりだと言います。

 オバマ訪日やTPP交渉での呼びつけなどを見るとアメリカもとうとう安倍政権に見切りをつけたのかとも思われます。円高もその流れの一環ではと邪推してしまいそうです。

 とはいうもののおじさんも目標額に届けば買いをいれる予定です。明日は採点です。