新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

仮想空間と現実空間ー仮想通貨問題を考える

今日は午前中は雨で午後から少し上がってきました。今日はツマクマの所用が思いがけず変更になったりして、一日忙しかったです。

 株式市況の方は若干の値下がりで終わったようです。明日で2月も終わりですが、大発会以来すっきりしない動きです。これから春にかけて相場がどう動くのか全く不明です。ただおじさんの持ち株の一つ某電機株が今にぎわっています。

 以前売却した機械株や電機株もにぎわったのですが、まさかあんなに上がるとは思わなかったので、早い時期に売却してしまいました。損はしなかったのですが、得られた利益は今の株価で売ると半分くらいにしかなりません。今回は買値も安いのでどこまで行くかついていってみようと思っています。

 当面は1000株で10万円の利益が目標です。さて、今仮想通貨を運営する会社が動向不明になって、大騒ぎになっています。仮想通貨については詳しくありませんが、IT社会が生んだあだ花の一つでしょう。これまで貨幣の発行権は国が持っていました。

 地域通貨と俗称されるものはありますが、それも本来の通貨ではありません。購入できるのも地域限定です。電子マネーと言うのもありますが、これは発行元がしっかりしています。ただ普通の通貨をネットで運用しているだけです。

 仮想通貨のように貨幣価値が変動するようなものではありません。今は何でも仮想空間つまりネット上で考えられています。新聞などの紙情報よりネット上の電子情報の方が価値があるように考えられています。

 特に若い人にその傾向があるようです。随分昔ネット上に仮想の社会が登場した時のことを今でも覚えています。その時専門家の人はこれから人類は現実空間と仮想空間の二つを生きることができると話していました。

 つまり生き方の幅が広がるというのです。しかし、実際は仮想空間は現実空間の代わりをすることはできません。人間はあくまでも現実空間を生きているのです。

 これから新手をネットを使った商売が増えるでしょう。今でもネット販売がどんどん現実の商売を食っているようです。おじさんたちシニアがこの世とおさらばするころには、この世界は全く別のものとなっているでしょう。

 取りあえず一時もてはやされた仮想通貨が現実空間によって打ち破られたことだけは確かです。これから次々と同様の問題が起きるでしょう。新しいもの好きな人は気をつけなければならないでしょう。

 もしかすると仮想通貨は一時流行したねずみ講のようなものかもしれませんね。明日もツマクマの所用で忙しいです。