大波乱の世界情勢ーウクライナ・中国・北朝鮮
今日は一日晴天でした。風が強かったのですが、気温はそこそこ温かかったです。今日は一日教会の資料整理です。次の日曜日までに提出しなければならないので、1年分整理しました。
株価はヨーロッパ情勢の悪化で大幅下落しましたが、後場持ち直したようです。今のところ本格的な軍事衝突にはならないと見ているようです。円も101円台で止まっています。これが100円台まで円高になるとさらに株価は下落するでしょう。
今日報道されたニュースを見るとヨーロッパ・アジアともに大波乱の兆しが見えます。ヨーロッパではウクライナ情勢です。ここではロシア軍がクリミア半島に進駐したようです。ここは黒海への出口です。もし、ここが西側についたウクライナによって追い出されるならロシアは黒海から追放されます。
ロシアにとってこれは許されない事態です。EU側も多分クリミア半島にロシア軍がとどまるなら、非難はしますが、経済制裁まではいかないでしょう。しかし、ウクライナの東側と併合したり、クリミア半島内部のウクライナ軍と軍事衝突するようなら、アメリカもヨーロッパも経済制裁を考えるでしょう。
今株価や外国為替相場は欧米の経済制裁までは織り込んでいないと思います。ロシアがその状況の中アジアでも大きな動きがありました。中国では雲南省の省都で無差別殺人がありました。あの街には中国に居た時行ったことがあります。
犯人は個人でなく集団だったようで、新疆ウイグル族だと言われています。新疆の独立運動の一環かもしれません。そうなれば、中国政府もさらにウイグル族への締め付けを強化するでしょう。漢族もウイグル族への反発を強めると思います。
どう考えてもウイグル族の独立を認めるようにはならないでしょう。なぜならウクライナ問題同様、新疆ウイグル地区には大勢の漢族入植者がいるからです。もし中国政府がウイグル族の独立を認めるならば、出ていかねばなりません。
そんなことをすれば漢族の反政府活動に油を注ぐようなものです。さらに北朝鮮でも高官が失脚したとのニュースがありました。先にNO2が処刑され、それを指揮したと言われる軍の総政治局長が失脚したようです。
一方では金書記が実権を掌握したと言う意見もありますし、金書記と関係なく部下同士が権力闘争を
遺骨返還交渉は北朝鮮が諸外国と交渉を再開する最初の手段です。なぜなら、この種の交渉は相手国が絶対に会談を拒否しないからです。人道的という理由がつきやすいし、アメリカも韓国も中国も絶対に反対できない会談なのです。
アメリカに対しても必要に応じて遺骨返還をやっています。(朝鮮戦争時の)ベトナムもこれをアメリカに対してやっています。アメリカは北朝鮮の好意によって遺骨が返還されるのですから、当然感謝します。アメリカ国内でも遺族にとってうれしいことなので、好評です。
ピンポン外交ならぬ遺骨外交というのもあるのです。北朝鮮が好意だけでそんなことをするはずはありません。これによって日本との交渉の一歩にしたいのです。
北朝鮮にとって日本との間を回復すれば、中国・韓国・アメリカへの強力なカードになるからです。安倍政権がどこまで北朝鮮の誘いに乗るかが勝負です。深入りしすぎると、ロシアとの関係のようにひどい目にあいます。
明日は午後からツマクマの所用のお伴です。