本屋さんの本棚に見る世上
今日は晴天でした。風がありましたが、結構温かかったです。年金生活突入なので、家事を毎日手伝っています。今日は晴天なので布団干しです。
それから久しぶりに本屋へ行きました。本屋の棚は世上を反映します。橋下さんが脚光を浴びていた頃はハシズム関係の本が並んでいました。橋下さんの人気のなくなった今ではすっかり橋下さん関係の本はなくなりました。
去年の今頃はアベノミックス関係の本があふれていましたが、ご存じの通りアベノミックスも下火なので、やはりほとんど姿を消しました。次は反韓・反中の本がたくさんでました。
今はそれも飽きられてなくなりました。今日見た限りでは本屋さんも何に絞って本を入れていいのか迷っている状態です。週刊誌も敏感に世上を反映します。
去年の今頃は株式市況が高騰して株式人気をはやしていました。週刊誌は連日アベノミックス特集を組んだものです。ところが今はすっかり変わってしまいました。
安倍政権に対して疑心暗鬼になっているのです。理由は安倍政権の動きが余りに右傾化しとてもついていけなくなったのです。それ以上に海外の反応がマスコミには気になっているようです。
安倍政権の高支持率は考慮にいれても、このままで行くと日米関係が大変なことになるのは想像に難くありません。外交に関心のない方はアメリカがなんだということになりますが、日本がアメリカから離れたらやっていけないのは常識です。
北朝鮮の行動は目に余るものがあります。都合のよい時だけすりよって来てあっと言う間に手のひらを返したように行動します。これまで何度も煮え湯を飲まされたはずです。
ロシアも同様です。ウクライナ情勢についてはまた書きますが、欧米諸国もクリミアのロシア併合までは予想していなかったと思います。せめてウクライナからの独立程度なら許容できたのでしょうが、ロシア併合となれば許せないと思います。
そんなロシアと接近する安倍政権をいくらマスコミでも許容できないでしょう。歴史を見れば明らかなように、この2国と接近して良いことはないはずです。国民はまだそれについて危機感を持っていませんが、これまで国際情勢について書いてきたマスコミは知っているはずです。
週刊誌は短期的な反応をします。その週刊誌が反安倍政権の論調を始めたのは注目されます。ここでアメリカが日本に強い姿勢を打ち出した時安倍政権はどうするのでしょう。アベノミックスも内部矛盾を抱えていました。安倍外交も矛盾を抱えています。
いつかこの矛盾を解消しなければなりません。矛盾は放置すれば放置するほど大きくなります。そして矛盾を支え切れなくなった時一気に矛盾は解消へと向かうでしょう。
その時が間もなくやってくるような気がします。明日ものんびり過ごします。