先行き不透明な株式市況ー安定は夏以降か
今日まで晴天で今日の夕方から雨との予想でした。今日は午前中は歯科の定期検診で午後からは依頼された卒業論文の添削をしました。
歯科の定期検診は20年くらい続けています。これをやらないと入れ歯になるからです。おじさんの従弟も兄も今入れ歯です。
さて今日の相場は大幅な下落でした。300円を超え日経平均も15000円を割りました。去年は15500円が基準だたので、1000円近く基準を下げています。
年明けから相場が安定しません。少し上がるとすぐに下がります。その理由はその時で違いますが、マクロな視点で言えば相場を何かが押さえつけているようです。
今回の下落は海外要因が大きいです。それもかなり深刻な問題です。一つはウクライナ情勢です。今のままで行けばクリミアで住民投票があってロシアへの帰属が決定するでしょう。もし問題がクリミアだけでとどまればよいのですが、これがウクライナ東部まで広がれば大変です。
中国に対して厳しい姿勢なのにロシアに甘い顔をするのはどうでしょうか。数年前までは保守派の方で反ロシアキャンペインが盛んだったのですが、今でも反ロシアキャンペインを保守派から見ることがありません。
産経新聞などは率先して反ロシアキャンペインをやればよいのですが。ついでに親ロシア路線の安倍政権を非難してもらいたいものです。
次にアジアでは中国の景気後退が気になります。保守派の人が主張する中国自壊論や破滅論が現実なものになったら株価は10000円台を割り込み7000円台まで下落するでしょう。ドルは1ドル70円くらいになります。中国がアメリカ国債を手放すからです。(巨大なドル売りになります。)
まあそこまで行かないにしても中国が巨大な真空掃除機になって世界中から資源を吸い上げ、自動車を買いまくりました。売ったのはヨーロッパ勢です。とくにドイツなどを中心です。これが売れないとなるとドイツ経済も大変です。
物事よいことばかりではありません。今の情勢が劇的に展開する可能性もないので、少なくとも夏まではこのような動きの激しい相場が続きそうです。
明日は所用で忙しいです。もしかしたらブログもお休みするかもしれません。