新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

来週の相場が注目されます。-国際情勢次第

今日は一日雨でした。昨日は一日外に出いたのでブログはお休みでした。今日は一日家の仕事です。片づけをしたりしました。ところで株式市況は大幅下落でした。水曜日に株式相場が不安定だと書いたのですが、その通りになりました。

 月曜日にはクリミアで住民投票があります。ロシアはウクライナ周辺で軍事演習を行っています。アメリカも強硬です。シリア問題でロシアの後塵を拝したので、今度は引けないと思います。

 もしウクライナ問題がこじれて長期化すると経済情勢にも影響を与えます。予想は極めて難しいです。なぜならロシアがどうでるのかはプーチンさん次第なのです。

 ウクライナ問題はロシアにとって両天秤なのです。片方にはロシアの安全保障が乗っています。もしクリミア半島の基地を失うならロシアにとって大きな損失になります。

 国内的にもウクライナへ強気で出ていることが支持率上昇のカギになっています。それにEU諸国には天然ガスで圧力をかけることができます。

 しかし、反対側にはアメリカやEU経済制裁が乗っています。ロシアにとってはアメリカやEUの本気度がどの程度なのかというのがあります。ロシアの株式相場は下落しています。もし本気でアメリカやEU経済制裁をするならロシアにとって打撃でしょう。

 そこまでアメリカやEUが行くかというところがポイントなのです。EUは余り本気度は高くないと思います。そうなるとアメリカ次第ということになります。もしアメリカが本気なら日本も日米同盟の関係で付き合わなければならないと言うことになります。

 今ロシアと仲良くしようとしている日本のとってもアメリカの本気度は気になるところです。安倍さんの靖国参拝やTPP問題でアメリカと摩擦が生じているので、ここでアメリカと協力しなければまずいでしょう。

 一方ではアメリカが口先介入で、クリミアでの住民投票の結果を尊重するという形で矛を収めれば危機回避ということで一気に株価は上昇するでしょう。

 中国の経済状況も注目されます。経済状況が減速していることは間違いありません。と言ってもどんな国も経済が成長続けるわけにはいきません。

 どこかでソフトランデイングしなければならないのです。ハードランデイングするよりもいいです。ただその間は経済的な混乱が避けられないでしょう。

 これをどう評価するかです。それに今日の安倍政権の支持率低下でも分かるように、アベノミックスが完全に破たんしたことは間違いないでしょう。経常収支の赤字も気になるところです。

 またほとんどの人はアベノミックスで経済的な恩恵を感じていません。特に中小企業勤務者や年金生活者などにとって何の恩恵もないでしょう。

 そんことで政治的な変化があればこれも相場に影響します。取りあえず短期的には来週の相場が注目されます。おじさんの予想では下げ過ぎの水準訂正で値上がりするとみています。

 ウクライナ情勢が取りあえず落ち着けば15000円台くらいまで戻すのではないでしょうか。14000円台割れはないと思います。まあ素人経済評論家の意見なので占い程度で考えてください。

 明日は孫たちが来ます。