北朝鮮の微笑外交にどう対処するのかー安倍外交の正念場
今日は春の終わりのような暑さでした。今日は半日ツマクマの所用にお付き合いしました。その後デパートでおじさんの洋服を買いました。おじさんは自分で洋服を判断できないので、いつもツマクマ頼みです。
株式相場はちょい安でした。もうそろそろ値上がりかと思ったのですが、やはり海外の情勢が厳しいからでしょう。そのおかげで円高が続いているのが影響しているのでしょう。
やはりというのがおじさんの実感です。モンゴルでの会談だったようです。中国でなくモンゴルというのも注目点です。中国で拉致被害者がお孫さんと面談するといのでは余りにみえみえだったのでしょう。
モンゴルだと日本とも関係が深いし、大相撲の力士などの関係で日本人にはなじみ深いです。今の日中関係から考えたらなるほどと思わされます。
モンゴルは中国とはちょと難しい関係ですが、北朝鮮とは良好な関係のようです。安倍政権がこの動きを積極的に進めたのは今日の安倍さんの発言からも明らかです。
しかし、米・中・韓との関係を動かす手段としてロシアや北朝鮮を安倍政権が利用したとすれば極めて危険です。安倍政権はどうも近親憎悪のような感じで米・中・韓を敵視しています。
北朝鮮とロシアの思惑ははっきりしています。どちらかと言えば西側で孤立気味な日本を微笑で受け入れて西側の同盟にくさびを打ち込もうとしているのです。アメリカは日本が核開発問題をさておいて北朝鮮と拉致問題や遺骨問題で関わりを持つのに不快感を持っていると思います。
北朝鮮にすれば絶対に日本側が断れない人道上の問題を交渉のタネにしています。もし日本側が交渉を断れば、日本に誠意がないからこちらも強硬姿勢と取ると言えるでしょう。安倍政権にしても、人道上の問題での交渉で少しでも成果が出れば政権の手柄になります。
中国も北朝鮮と日本が仲良くしてくれるのは対米交渉の際のカードになります。これまで日米韓が北朝鮮問題で動かない中国を非難してきました。しかし、日本と北朝鮮が仲良くしてくれるなら、中国へのアメリカの圧力をかわすことができるのです。
安倍さんが何を考えているのか分かりません。北朝鮮やロシアの微笑外交の狙いは外交の素人のおじさんでも分かる外交テクニックです。外務省の役人も全員分かっているはずです。もしこのまま北朝鮮のペースに乗せられるなら将来大きいな後悔を残すでしょう。
あれほど韓国や中国に強硬な姿勢を見せる安倍政権が北朝鮮やロシアに甘い姿勢なのが理解できません。歴史に全く学んでないのでしょう。ネットウヨクと呼ばれる人たちも中国や韓国には強い非難や蔑視をするのに、ロシアや北朝鮮にはそれほどでもありません。
まあおじさんが何を言っても無駄ですが、将来の日本のことを考えるなら支持率回復のために北朝鮮の微笑外交に乗せられるのだけはやめてもらいたいものです。
明日はのんびり本棚の整理などして過ごします。