新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

消えたヤンキー 将来の日本はどうなるのでしょう。

今日は午前中は曇り空で午後から晴れてきました。明日までは晴天なのだそうです。高知では桜が開花したそうですが、おじさんの街でも来週早々には桜が咲きそうです。

 株価は予想通り100円ちょっとの値上がりでした。先週の下落幅が大きかった割には値上がりが小さいです。そうは言ってもおじさんの持ち株も少し値上がりしたのでうれしいです。月末には配当落ちになります。一番沢山保有している某電力株が復配になるので、6月の株主総会後の配当金支払いが楽しみです。

 さて先週から今週にかけて小中学校の卒業式がありました。例年だと荒れる卒業式が新聞を賑合わせるところがですが、最近は余りそんな記事を見かけません。

 そう思ってこの数年を思い出してみると、かってヤンキーを呼ばれた子供たちが激減しているようです。以前だとコンビニの前に中学生や高校生がたむろしていました。

 それ以上に独特なヤンキースタイルをした学生さんをほとんど見かけなくなりました。もともとおじさんの住んでいる地区は郊外の住宅街ですのでヤンキーが少なかったです。

 それでも中学校の近くやコンビニの前ではヤンキーを見かけたものです。それに川に放流している魚に石などを投げたいる悪い小学生なども見たものです。

 そんな小学生もいなくなりました。小学生の数はもちろん減りましたがそれだけではないようです。おかげで近くの川の魚が相当増えています。

 列車の中で座りこむ若者の激減しました。おじさんが現役の頃ですから今から7年くらい前までは大勢列車の中に座り込む学生がいました。確かに列車に乗る回数は減りましたがそれにしても様変わりです。

 これもおじさんが学生の頃のことですが腰パンがはやりました。腰パンの学生も今はおじさんの家の近くではほとんど見かけません。それはおじさんの街の繁華街に行っても同様です。

 アメリカでは今でも腰パンがはやっているようなのですが。ルーズソックスの女子高生もほとんど見かけなくなりました。もちろんガングルなど絶滅しています。

 これはどう理解すればよいのでしょうか。おじさんが子供の頃にもヤンキーはいました。ズボンの形や髪形、征服などですぐにそれと分かったものです。

 どうも皆まじめでおとなしい子供になったようです。こども同士の付き合い方も変わったのかもしれません。喫煙する子供も激減したと報道されていました。タバコも購入がタスポの導入などで手にいれにくくなったのかもしれません。

 ヤンキーがいなくなったのは嬉しい半面寂しい気もします。もしかしたら反抗期というものもなくなったのかもしれません。従順な子供が増えた分政治的にも保守的な若者が増えたのかもしれません。

 かって子供は現在の社会に反抗しながらしだいに社会に順応していったものです。壁を乗り越えてこそ成長があると思うのですが。現状に満足しそこから抜け出そうとしなければ、進歩を望むのも難しいでしょう。

 もしかしたら、このまま社会は成熟し衰退するのかもしれません。東欧やアジア、中東では若者が怒っているのとは好対照のようです。

 明日ものんびり過ごします。