新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

みんなの党代表の献金問題について

今日も一日晴天でした。このところ晴天続きなので庭の水やりが大変です。昨日はツマクマの指導のもと豆を庭に植えました。もう少ししたらトマトも植える予定です。

 家庭の事情で4月から完全年金生活なのでこんなことをしながら一日過ごしています。家事手伝いになって、結構家事というのは一日仕事があるものだと思いました。

 毎日が日曜日ですることがないと言う方もおられますが、妻の手伝いをするだけでも結構時間がつぶれます。株価の方は国際情勢が落ち着いてきたので再び上昇に転じたようです。

 ウクライナ情勢もロシアが一旦軍を撤退することで西側に誠意を見せたようです。ただ本質的な解決にはなっていないのでいつまた火を噴くか分かりません。アメリカの出口政策ももう少し先になりそうなのも株価にとって有利に働いているようです。

 さて今日はみんなの党代表の渡辺さんの献金問題です。猪瀬さんも献金問題で辞任しましたがあちらは5千万円でこちらは5億です。

 単位が違います。それにしてもすごい額のお金のようです。渡辺さんは何とかして代表を続けたいようですが、すでに世論は見放しています。

 結いの党問題で離党を認めなかったのもまずいです。維新の会も橋下さんの市長辞任ですっかり見放されてしまいました。もちろんある程度の支持は残っているでしょうが、国民全体のふんわりした期待はなくなりました。

 これで第三極と言われた勢力は総崩れです。原因はやはり政治経験の少なさでしょう。長く自民党一党独裁が続いたので、政治運営の上手なやりかたを身につける機会がなくなったのでしょう。

 自民党の場合1年生議員は雑巾書けといって先輩議員について学んできました。また○○族のように専門の分野を持つ議員に育っていき、その中から指導力のある議員が大臣などになったものです。

 また官僚出身の議員の場合行政経験が豊富なので、官僚と十分太刀打ちできたのです。今のように風に乗って当選する議員や世襲議員が増えると政治運営を学ぶのが難しいようです。

 このままでは2年後の参議院議員選挙でまた自民党の圧勝のようです。とくに隣国との関係が悪化して緊張が高まっている現状では与党が圧倒的に有利です。野党を勝たせて何か新しいチャレンジをという風にはならないでしょう。

 ただこのまま安倍政権が持続するかは疑問です。これまでの政権はアメリカから嫌われたら継続するのが難しかったです。今アメリカはどうみても安倍政権に警戒感あるいは嫌悪感を抱いています。

 アメリカにとって血を流して得た戦後レジュームを否定されたうれしいはずはありません。今は中国・韓国に対して戦後レジュームの否定を主張しています。それがいつアメリカに向かうか分かりません。

 戦後を否定するということは、先の大戦の正当性を主張することになるからです。そうなればアメリカの正義を信じて太平洋で戦って死んだアメリカ兵は無駄死にだったことになります。

 日本にとってアイデンテテイに回復になるかもしれませんが、アメリカにとってはこれまでの歴史を否定されることになります。安倍さんがそこまで考えて発言しているかどうか不明ですが、余りそこまで深くは考えていないようです。

 それがアメリカにとっていらだちになっているのかもしれません。下手をすれば米中韓三国が日本と歴史認識をめぐって対立することになるかもしれません。

 まあその時日ソ不可侵条約を破り、ヤルタ会談英米と連携したロシア(旧ソ連)が日本の味方をしてくれるとはとても思えません。あの時代英米との仲介をソ連に期待し見事に裏切られて日本外交の二の舞になりそうです。その前に安倍さんが目を覚ましてくれるのを期待したいです。

 明日も忙しいです。、