深刻化するウクライナ情勢ーいよいよ行き詰る日本外交
今日は昨日と打って変わって晴天でした。今日も家事手伝いその他で忙しかったです。株価は先週に続いて安値引けでした。こういう展開は一番悪いです。
何となくだらだら下げている感じです。どかんと下げてもどかんと上がるならいいのです。一番悪いのはどこが底か見えない展開です。
ここまでくればさすがの能天気な安倍さんもアベノミックス効果が完全になくなっていることが分かるでしょう。投資家はすでにアベノミックスなど全く信じていません。ウクライナ東部でウクライナ政府軍とデモ隊が武力衝突したようで、ますますロシアとアメリカの対立が深まっていきます。
まもなくオバマ大統領が訪日するのにまさか今となってはロシアに甘い顔はできないでしょう。そうなるとウクライナの騒動が終わった後プーチン大統領から冷たく扱われるでしょう。イソップ物語ではありませんが、危機における友が真の友なのですから。
もしアメリカが日本の力を本当に必要としているならTPP交渉でもう少し妥協的態度を見せると思います。豪州と貿易交渉が成功したので、それをテコニと政府関係者は考えていたようです。
そんな時日本政府がアメリカを困らせることばかりしているのです。安倍さんはウクライナ問題は早期に解決すると考えたのかもしれません。そうなれば、対ロシアで強硬姿勢を取ると後で関係回復が難しくなるので、つかず離れずくらいにしようと思ったのでしょう。
その昔独ソ不可侵条約が結ばれたのを見て欧州の情勢は不可解なりと言って辞任した総理大臣がいました。また下々の生活を見るというのでゴミ箱の中を見て回った総理大臣もいました。
安倍さんも欧州の政治は不可解と思い、デパートの消費売り場を見て回っています。そのあと日本がどうなったかは歴史が証明している通りです。
自民党に圧倒的多数の支持を与えたのも日本国民ですし、安部さんを選んだのはその国会議員です。株価が下がり、外交が行き詰ってもなお皆さんが支持しているのですからおじさんは何も言うことはありません。
民主主義は多数派こそが全てなのです。仕方がないのでひとりごとをぶつぶつ呟く代わりにこれを書いています。
明日はのんびり過ごします。