今の株式市況をどう見るー1年前から振り返って
今日は午前中は晴天だったのですが、午後からだんだん曇ってきて、これを書いている今現在は雨が降っています。週末から雨と聞いたのですが、降り始めが早くなったようです。
株価はちょい高で終わりました。やはり戻りが悪いですね。昨日大幅高だったので、すぐ利益確定売りが出たようです。以前書いた日経平均15500円台が標準値の頃から最近は14500円が標準値へと1000円近く標準値が下落しています。
もうすぐかなりの企業が決算発表を始めますが、それまでの様子見だそうです。消費税前の駆け込み需要があったので、業績アップは間違いないのですが、そこまでの話です。そのあとどうなるかです。
特に去年の今頃の上昇の勢いは大変なものがありました。もちろんおじさんも以前購入し値下がりしていた株を売却して利益を出しました。その後すぐ買った株も値上がりしました。
しかしそこまででした。その後大きな動きはありません。12月の株価上昇でもおじさんの持ち株はそれほど影響がなかったのです。
その後の動きはひたすら水準を切り下げるだけです。去年はアメリカの景気回復を柱に中国もヨーロッパも大きな問題がありませんでした。もちろん対中・韓の問題はありましたが、東南アジアへ進出しようの掛け声もありました。
今は全ての状況が変わっています。まず大本の中国経済がダウンしつつあります。中国政府も成長より安定を狙っているようです。ひたすら上昇することはできません。どこかで安定成長へ向かわねば必ずひずみがでてきます。
習主席もそれを考えているのだと思います。中韓に代わって狙った東南アジアも不安定になりました。インド・インドネシアと言った大国で政権交代が起こりそうです。ミャンマーも世界中の国が争って参入した結果それほど利益をあげにくくなりました。
企業業績も今回までは好調ですが、9月に中間決算のころはどうなっているか不明です。アメリカ経済が回復傾向にはありますが、中国への輸出が難しくなれば分かりません。
原発再稼働などは株価にとってよいニュースになるでしょう。ただ消費税10%アップへと進むのかという問題もあります。今回のような消費税値上がりフィーバーが繰り返されるのでしょうか。
さすがに消費税10%となったら、節約ムードが広まるでしょう。それに対豪州関税交渉の結果肉製品などは値下がりする可能性があります。
円安も105円以上に進むとは思えません。今の日米関係では日本のために円安を認めてやろうという気持ちはアメリカには全くないようです。TPP交渉もオバマ政権の安倍政権への冷たい対応から見るととても妥結しそうにありません。
結局8月まで取りあえず今の14500円台を挟んだ動きになりそうです。おじさんも毎日が日曜日なので大幅高を狙わずこずかい稼ぎ程度の商いを繰り返そうかと思っています。
取りあえず保有する電機株の一部を入れ替えることを考えています。
明日もいろいろ忙しいです。