新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

消費税アップ後の印象

今日はとても温かかったです。車の冷房を入れたほどです。今日はツマクマのお伴です。ツマクマの友人と地元デパートで買い物をしたり昼食をとったりしました。

 株価は昨日の下げを一気に取り戻した感じです。おじさんの持ち株の中でも某電機株が値上がりしました。3%近い値上がりでした。それでも目標値にははるか遠いです。持ち株の建設株でも年初来高値に接近してきました。

 ただメイセルと言われるように、5月には売りが多いのだそうです。買うつもりだった電機株にも余り良くないニュースが流れています。買い時売り時ともに難しいです。去年の年初のようなどの株でも皆上がるようなことはもうないでしょう。

 さて今日は消費税アップ後の印象です。まず一番驚いたのは高速料金が上がったことです。料金体系自体を変えたようですが、大幅な値上がりになりました。1区間しか利用しないのですが、以前は日中でも250円だったのが、360円になったのです。

 ガソリンも値上がりしました。ガソリンの場合ないと生活できないのでどうしても必要になります。おじさんの利用している店では159円(リッター)です。10リッター以上だと2円安です。

 大体10円レベルの値上がりを多いです。全ての品を値上がりしているので、一日全体としては結構値上がりしているなと言う気がします。

 地元デパートに行っても消費税値上げ前と比べてお客さんが少ない気がします。今日はバーゲンの日なので少し多いようです。ツマクマの友人はこのデパートによく来るのだそうですが、普段はお客さんよりお店の人が多いとのことでした。

 東京などの都会地では消費がそれほど落ちていないようですが、地方の方が落ち込みがひどいようです。理由はやはり賃金の問題でしょう。東京の場合大企業が集中しているので、賃上げの影響が大きいでしょう。

 それに年金受給者も全体の比率として低いでしょう。ところが地方の場合、その逆です。高齢者の人口に占める割合が東京などの都会より高いです。そもそも日中に買い物をするのは高齢者や女性です。

 おじさんが行ったデパートでも高齢者の夫婦か中年の女性がお客さんの大半でした。地方の場合都会地ほど投資の利益もなかった割には、年金減額の影響を受けます。

 おじさんももちろん年金減額です。これに消費税値上げですから高齢者には相当こたえていると思います。さらに次には消費税10%が待ち構えています。

 年金減額はさらに続くでしょう。そうなると高齢者の購買力が落ちます。団塊の世代もそろそろ第二就職からも退職し始めました。シニアの購買力に期待するマスコミ報道もあります。

 おじさんの実感でも高齢者は消費を減らすと思います。特にぜいたく品の消費が落ちると思います。耐久消費財の場合、当然消費が減退するでしょう。

 安倍政権は消費税10%を本気で実施するのでしょうか。そうなれば小売業者などはまた価格変更をしなければなりません。その負担もばかにできないと思います。

 8%値上げの時家電や自動車の購入はほとんど終わっているので、10%になるからと言って今度は駆け込み需要はないでしょう。駆け込み需要が企業業績に貢献した分もはげ落ちます。

 8%ではそれほど消費が落ちなかったと言われますが、10%になった時8%と同じ傾向になるかどうか難しいところだと思います。

 明日は家事手伝いで忙しいです。