TPP交渉の行方
今日はうす曇りの一日でした。ツマクマの友人が昨日から来ていました。今日は近くのお寺に藤を身に行きました。本当は日曜日から藤まつりがあるのですが、日程の関係で今日行ったのです。
露店などが開店の準備をしていました。藤がとてもきれいでした。ツマクマの友人をバス停に送って今帰ったところです。オバマ大統領は韓国では慰安婦問題に触れた演説をしたようです。嫌韓・反韓の人は韓国に言わされたと言っていますが、アメリカ大統領が韓国に言わされたりはしないでしょう。
さてTPP交渉はどうなるのでしょうか。結論から言えばまだまだ交渉は続くということでしょう。というのはまず日本にとってTPPで妥協して得られるものがほとんどないと言うことです。
今の経済情勢ではアメリカ向けの自動車の輸出が関税引き下げで増加しなくても自動車会社はそれほど困らないでしょう。とくにトヨタなどは1000万台を世界で生産しているとのことですから、米国向けだけにこだわる必要はありません。
農産物問題がTPP最大の焦点でしょう。実はTPPが妥結してアメリカから安い牛肉や豚肉が輸入されるようになったら喜ぶのは誰でしょう。そうです。消費者です。なぜなら安い豚肉や牛肉を買うことができるからです。
困るのは逆に政府なのですが。もし安い牛肉や豚肉がどんどん入ってきたら外食産業が一斉に値段を下げるでしょう。つまりインフレを狙っているのに、逆に外食費が低下するのです。
今外食産業は値段を抑えるため苦労しています。しかし、現材料費である豚肉や牛肉が安くなれば、価格を維持したり引き下げたりできます。
公共事業も建設労働者不足でうまく行っていません。安倍政権は経済面で結構大変なようです。貿易赤字もこれから拡大するでしょう。じわじわこれが効いてくると思います。
逆に材料出尽くしということで5月のゴールデンウイーク後売られるかもしれません。企業の好業績という材料がなくなった後どんな話題を株式相場は出すのでしょうか。
たぶん追加の金融緩和期待というところでしょうか。それも出尽くすと秋相場は12000円台割れということになるかもしれません。月曜日の相場が注目されます。
明日は日曜日なので教会です。