2070年代の日本を想像する。ー間違いなく暗い時代です。
昨日は孫の小学校初めての運動会がありました。娘からもぜひ見に来てほしいとのことで行ってきました。その後別荘の草刈りなどをして今日帰ってきました。
昨日まで曇っていたのですが、今日の午後からとうとう雨になりました。日経平均は300円近く上昇してとうとう15000円直前まできました。
これはおじさんも予想外でした。今週は利益確定の売りで再び14500円以下に下がると思っていたからです。おかげで2週間前に買った電機株が少し利益が出ました。
もう少し利益がでたら珍しく短期売買で売るつもりです。このところ順調に値を上げてきた建設株は一服です。とりあえず短期の目標は日経平均15500円です。ここまでくれば目標値に到達する株もでるので売却する予定です。
さて先週10年後の日本の医療問題についてNHKスペシャルで報道していました。病院に入れない人が大勢でると予想されます。医療問題は少子化問題と同様10年以上前から取り上げられていたのですが全く改善されていません。
病院から家庭へと言いますが、今のままなら老老介護になるか子供が仕事をやめて親の面倒をみるかしかなさそうです。痴ほう症の家族を抱えてちょっと目を離した隙に出て言って事故を起こし賠償金を請求された事件がありました。
このままで行くとどんどんそんな例が増えるでしょう。今日のタイトルはそんな10年先の話でなく60年先の話です。なぜこんなことを取り上げたかというと昨日運動会を見に行った孫は今6歳です。そしておじさんが66歳です。
孫が60年後おじさんの年になるのです。そのころの日本はどうなっているのかふと考えてしまいました。まず人口が今より激減していることは間違いありません。孫の年代は1年間に110万人くらい生まれているようです。
団塊ジュニアーの世代も40歳代に突入します。大きな人口の塊が子供を産む年齢を過ぎて行っています。また未婚率も格段に高いです。そう考えると1歳で100万人と計算して60年後にはよくて8000万人くらいになっていると思います。
これは先述した話の裏返しになります。つまり団塊の世代が高齢化するために老人施設や病院を拡充し、次の団塊ジュニアの時代まで役にたつでしょう。しかし、その後急速に人口が激減しそんなにたくさん老人施設などいらなくなります。
また地方再生など夢のまた夢になるでしょう。1歳で100万人の時代もまもなく終わります。多分1歳で80万人の時代がきます。それを全部の都道府県で割れば平均2万人以下ということになります。
しかし、60年後は今以上に都市への人口集中が進むでしょう。なぜなら人口が減少するとインフラを維持できなくなるからです。この場合のインフラというのは商業施設や公共施設です。100人しかいない村に病院や郵便局を作るわけにはいかないからです。
行政の考え方も変わるでしょう。できるだけ都市部にすむことを奨励し、もしそうしないなら行政サービスは諦めてもらうということになると思います。
もちろん安倍さんの願っているアジアの大国などからは程遠いものになります。安倍さんは世界中で紛争に介入したいようですが、そもそも自衛官に応募してくれる若者の数が少なすぎます。
国内需要も激減しています。そうなれば設備過剰となって新規の設備投資も難しくなるでしょう。まあ中国も韓国も皆同様高齢化と人口減少に苦しんでいるので状況は同じでしょう。
その頃には東南アジアでも人口減少が起こっているので移民政策を行おうとしても来てくれる人はいないでしょう。60年経過する前に北朝鮮の崩壊や中国の崩壊があると全く予想もできない社会情勢になっているかもしれません。
北朝鮮崩壊や中国崩壊などなったら、大勢の難民が日本にボートピープルとして押し寄せてくるでしょう。日本は民主国家なので難民を海上で見殺しにしたり、上陸した難民を射殺したりできません。海岸線が信じられないほど長い日本列島ではどこでも上陸することができます。
北朝鮮や中国が崩壊して政府が存在しなくなっているのに、難民を北朝鮮や中国に送還することもできません。もちろん内戦状態の北朝鮮や中国は引き受けるはずもありませんが。その時は韓国も無事では済まないでしょう。
アメリカはさっさと本国へ引き上げているでしょうし、オーストラリアはアジアからの難民を引き受けないでしょう。
まあ60年後には間違いなくおじさんは死んでいるのでこんなホラ話を書いても検証することができません。もしあの世があるならそこからどうなっているのか見たいものです。
明日はのんびり過ごします。