安倍外交の行方ー目先の不透明感
今日も一日真夏日です。午前中はツマクマの所用のお伴です。昨日から東京にいる義妹が来ています。土曜日にツマクマの姪の結婚式があってそのついでにおじさんの家に立ち寄ったのです。明日帰京する予定です。
株価の方は日経平均15500円を超えました。おじさんの持ち株も電機株と建設株で年初来高値を更新しました。あと一息で目標値を超えます。8月の息子の結婚式があるのでその費用の一部でも出たらと思っています。
さて先日ニュースで駐米大使が秋のロシア大統領訪問はキャンセルの見込みであると発言したと報じられていました。政府は確認をしてませんが、ニュースでも駐米大使が外務省の承認なしにそんなことを言うはずがないと報じていました。
日本国内で言いにくいことを海外で発言することはよくあります。駐米大使と言えば外務次官より格上で外交官としては最上位です。その外交官の発言なのですからそれなりの権威があるのでしょう。
今安倍さんは中南米を訪問しています。在任2年で47カ国訪問したようです。中国の世界外交に負けないようにとの思いでしょう。中国は安倍さんより先にアルゼンチンなどを訪問し、アルゼンチンには資金援助をもしたようです。
アルゼンチンは経済危機にあるので相当喜んだようです。そのあとを追って安倍さんはメキシコやブラジルを訪問するようです。コロンビアにも行くようですが、あそこは麻薬カルテルが横行して治安が相当悪そうです。日本企業が本気で進出するか疑問です。ブラジルも日本との貿易より中国との貿易の方が多いようです。
それにしても安倍さんは外遊が好きなようです。もちろんどこの国に行くにしても当然ですが手ぶらでというわkにはいかないでしょう。手土産があれば訪問を歓迎するのは当たり前です。
ですから安倍さんの訪問は大歓迎です。安倍さんはそれに気を良くしていると思います。安倍さんが世界中を回っているわりには日本に有力国から訪問があったというニュースを見ません。逆に中国には以前書いたようにドイツの首相などが何度も訪問しています。
ところで舛添知事の韓国訪問はネットやブログでは散々でした。韓国に頭を下げるのかという論調です。韓国中国への反感は強いです。安倍さんがそれに火をつけているのも事実です。
それに北朝鮮についても核問題を抜きにして日本が北朝鮮への制裁解除をするのに不満があるでしょう。もし拉致問題を自分の支持率アップに利用するならアメリカは許せないでしょう。北朝鮮は日本がすり寄ってきていることに気を良くしてミサイルを発射するなど強硬姿勢にでています。
ウクライナでの飛行機撃墜でオーストラリア人が死亡したからです。このためオーストラリアの国民世論もロシアに不快感を持っています。
このような中、日本が秋にロシア大統領を受け入れるなどできません。世界中の反感を買うでしょう。安倍外交がどこを目指して行くのか不透明になりました。そう言えば保守派を自認する産経新聞もさすがにロシア支持をやめたようです。
9月に内閣改造など何とかイメージを変えようとしています。強気な姿勢で今までの国際環境を変えよとしたようですが、裏目にでた気がします。そもそも北朝鮮とロシアを友好国にしようという考え自身信じ難いものです。
明日はのんびり過ごします。