ガザ紛争についてー中東戦争との比較
今日は台風の余波で強風と雨でした。午前中はそれほどでもなかったのですが、午後から雨もひどくなりました。
株価は90円ちょい安でした。アメリカの株式相場が300ドル以上値下がりした割には下げませんでした。香港の市場も結構下げていたので意外でした。
アメリカの株式相場の下落がアルゼンチンのデフォルトなどの影響から下げましたが、日本の場合余り関係がないという予想なのでしょう。アメリカの株式相場が下げた割には日本の相場が下げなかったので、後でどかんと下げる可能性もあります。
取りあえず持ち株はほとんど値下がりしました。アルゼンチンの影響が世界中にどの程度影響を与えるかが注目されます。日本の相場の反応はちょっと弱すぎる気がします。来週あたりどかんと下がるかもしれません。
さてこのところガザでのイスラエル軍の攻撃が話題になっています。論調を見るとほとんどイスラエル非難です。イスラエルの攻撃が民間人を死傷させているからです。イスラエル軍はなぜ民間人を死傷させているのかについてはほとんど報じられません。
もしハマスが民間人のいない場所でイスラエル軍と衝突するなら民間人の死傷者はほとんどいないでしょう。しかし、ハマスがそんなことをするはずはありません。中東一と言われたエジプト軍でさえイスラエル軍に打ち負かされたのです。
ハマスは民間人の住む地域に隠れて戦闘しているのです。過去様々な軍隊がこの民間人の中に潜む敵のおかげで非難されてきました。中国大陸で戦った日本軍もそうです。民間人の中に潜む便衣隊には手を焼いたようです。中国の人民戦争理論などもあります。人民の海に隠れて戦うのです。
有効な手段は住民と敵を引き離すことです。しかし、パレスチナ人のガザ地区でそのようなことは無理です。パレスチナ国家でもヨルダン川西岸地区ではガザのようなイスラエル軍の侵攻はありません。ガザ地区のみが戦っているのです。
今回は欧米諸国がイスラエルを非難する割には中東諸国の非難は弱いです。いま中東諸国はガザどころではないのです。どこの国でも国内に問題を抱えています。
イスラエルが攻撃をやめれば全て解決とはならないのです。イスラエルが攻撃しないからと言ってハマスがイスラエルが攻撃をやめるとも思えません。現実にはハマスのような軍事的な行動をイスラエルのするのはやめて、今の状況の中で生きていくのが一番いいと思うのですが。
宗教の面から平和を説くのは難しいでしょう。こう書きながら国家間の紛争はなかなか解決しないものだと思いました。
明日は以前勤務した高校の同窓会があります。27年くらい前に勤務した学校です。