対ロ外交をどう考えるのかー対ロ接近の危険性
今日は台風が来るとの予想だったのですが、夕方になっても台風接近の様子はありません。このまま台風が来ないとありがたいのですが。
今日は買い物と庭の手入れで一日終わりました。庭の方は秋の野菜栽培に向けての畑の整備です。昨日は株価が大幅下落でしたが、月曜日の相場はどうでしょうか。
さて安倍政権の対ロ、対北朝鮮接近外交はどうなるのでしょうか。ロシアの方は硬軟両面で日本に対応しています。中韓両国と冷たい関係にある安倍政権としては、ロシアや北朝鮮との関係回復をてこに中国や韓国の軟化を狙っていると思います。
ロシアロビーの一人鈴木宗男代議士は歓迎のブログを載せていました。鈴木代議士は対ロ協調路線です。彼のこれまでの流れから考えれば当然でしょう。対ロ協調路線を堂々と公言するのはそれなりの勇気がいることですから、その点は評価できます。
しかし、おじさんはロシアとの協調政策には反対です。そもそも過去の流れを見てもロシアを信頼できるのか疑問です。今ロシアは孤立しています。一方、中国はロシアと協調路線を引いています。
ロシアにとって中国は信頼できる相手ではありません。中国もロシアについて同様信頼していません。ただ対アメリカ戦略には中国は有効です。しかし、それ以上にロシアにとって日本を欧米から切り離すことができればこれ以上のことはありません。
本来手放したはずのクリミヤ半島でさえ取り戻したのです。今占拠している北方四島を手放すことなどあり得ないはずです。シベリア開発などで日本の資金を呼び込めたらとも思っているでしょう。
日本にとってロシアを助けて得られるメリットよりデメリットの方が大きいでしょう。そうでなくてもヨーロッパ諸国は日本より中国との関係を深めています。(イギリスやドイツが特に)
ロシアを助けることでヨーロッパを敵にまわすことになります。オーストラリアも同様です。中国としては日本がロシアと接近することでアメリカやヨーロッパ諸国を敵にまわすことは願ったりかなったりです。
安倍政権は外交について自信を持っているようですが、その自信が逆に裏目に出そうです。外交にしたたかなロシアを相手に逆に翻弄されそうです。
かってあれほどロシア(旧ソ連)を毛嫌いした保守派の人たちが安倍政権のロシア接近を非難しないのが不思議でなりません。中国や韓国などよりはるかに危険な相手だと思うのです。かって日ソ不可侵条約を破り、旧満州(中国東北部)で傍若無人な振る舞いをしたのを忘れたのでしょうか。
明日は日曜日なので教会です。