新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

同窓会がありました。

今日は午後から雨との予想でしたが、よい天気になりました。昨日から同窓会で娘のいる県庁所在地の町に行っていました。

 今年は2回同窓会へ行きました。おじさんの卒業した学校ではなく担任をした学校の同窓会です。おじさんは6校の教師をしました。一番最初に赴任した学校については同窓会の案内も全くありません。

 今住んでいるところからはるか離れた関西地方の田舎の高校です。22歳から25歳までの3年間いました。その次の高校は一度同窓会の案内があったのですが、ちょうど中国に行っている頃で参加できませんでした。この高校は2年間勤務しました。

 昨日同窓会があったのは、関西地方の高校から地元の高校に異動してはじめて勤務した高校です。県立高校の場合基本的に地方公務員なので国家公務員のような県を越えた転勤はありません。

 例外的に条件があった場合交換人事があるようです。おじさんの場合、地元の県の県立高校教諭の採用試験を受験して合格したのです。ただ現職試験でさまざまな面で優遇してもらいました。

 最初に勤務したのは県庁所在地の新設高校です。郊外に近い新設10年目のことです。昨日の同窓会はその高校のでした。今同窓生は54歳になったそうです。

 この高校で初めて卒業生を出したのでとても懐かしいのです。関西地区の高校では結局卒業生を出さなかったのです。この高校の卒業生を出した年がセンター試験はじめて実施されたのです。当時は共通一次と呼ばれていました。

 おまけに小論文試験も始まりました。そんな意味でとても懐かしいです。皆いろいろな人生を歩んでいました。その後勤務した学校に比べて医者になった生徒が多いです。

 病院の院長夫人になった生徒さんもいました。生徒さんがどんなに偉くなっても先生は先生なので大事にしてくれます。これが企業の上司と部下との関係と違います。

 企業の場合退職すれば企業内の人間関係は終わります。教師と生徒の関係は永遠です。おじさんの担任の先生も90歳近くなりますが、数年前先生をお呼びして同窓会をしました。

 とても感激してくれました。今回の同窓会も昔話で盛り上がりました。毎年この学校の同窓会は楽しみにしています。明日も忙しいです。