中国のテレビドラマから見えたこと
今日は雨との予想だったのですが、今のところパラパラ程度の雨です。明日は本格的な雨との予想です。
今日は午前中はのんびり過ごして午後からツマクマの所用のお供をしてきました。今帰ったところです。日経平均は130円以上の値上がりでした。対ドルで103円まだ円安が進んだので株価が上昇するのはもっともです。
海外情勢が安定しつつあることも影響しているのかもしれません。ただいつも書いていますようにおじさんの持ち株には影響なしです。期待した電機株も低迷しています。建設株も同様です。
さて今日はあいまいなタイトルにしています。ほとんどの読者はタイトルを見てブログを読みます。今日は微妙な内容なので出来るだけ何が書いてあるか分からないようにしているのです。
最近従軍慰安婦問題が取り上げられています。実は中国滞在中に見た中国のドラマの中に従軍慰安婦と思われる人が出ていたのです。テレビドラマというものは、その国の国民の意識や価値観を反映します。戦時中の日本でアメリカを描く場合、酷い描き方をするでしょう。
戦争が終わってすぐのアメリカでは日本兵は戯画化されて描かれていました。中国の映画などでもかって日本兵は、がに股、出っ歯、メガネで描かれていました。おじさんも昔の映画が中国のテレビで上映されたとき、そんな戯画化された日本兵を見ました。
ところが、今日書いているテレビドラマでは、日本兵の描き方が違っています。有能できちんとした姿で描かれていますs。日本軍の大佐が中国人の女医と関わりをもつという設定です。戦場は中国西南部雲南省と思われます。
そこの日本軍の陣地を中国軍が攻撃するのです。最後の陣地を攻撃するときに従軍慰安婦と思われる女性が出てきます。彼女は中国兵に気が付いてすぐ日本兵にそのことを知らせます。(「中国が来た。」)彼女は中国兵に射殺されます。
その陣地では従軍慰安婦と思われる女性と陣地の兵士が結婚するのです。先に書いた大佐はそれを祝福します。もちろんその後その女性も夫となった兵士も戦死します。従軍慰安婦と思われる女性の中で日本人は皆戦死し、朝鮮人の女性は中国軍に降伏するのです。
日本軍は結局全滅します。戦い方も勇敢です。中国の抗日ドラマだと日本が一方的に悪者扱いされて反日の宣伝に使われるといわれます。もちろんそんなドラマもあるのでしょうが、そうでないドラマもあるのです。
共産党軍のお金を持ち逃げする者も描かれていました。さらには共産党の地方幹部が実は裏切り者だったというドラマもありました。史実ではこんなことは知られています。それを隠したりはしません。国民党でも新疆ウイグルをそのまま共産党軍に引き渡した将軍は英雄として描かれています。
以前書いたように中国のテレビドラマの中のアメリカ兵は中国軍とともに戦った仲間であり英雄なのです。ロシアの軍事顧問は高飛車で無能に描かれています。
日本では韓国ドラマは放映されますが、中国のテレビドラマは放映されないので日本人は気が付かないと思います。以前書いた「潜伏」などは日本で放映しても見ごたえがあると思うのですが。
明日から忙しいのでしばらくブログはお休みです。