円安の背景と株価
今日も晴天でした。今週はずっと晴天が続きそうです。今日は午前中は庭の芝刈りをしました。別荘の方はジャングル状態になってとても刈れそうにないのでシルバー人材センターに依頼する予定です。
別荘の方はサボっていたわけではないのです。8月中ずっと雨で行けなかったのです。取りあえず今日草刈をしたので、しばらく持つと思います。これからは余り草も伸びないので安心です。
さてタイトルの円相場と株価の関係です。円相場は8月下旬から突然円安に振れてきました。円安というよりドル高と言ってよいでしょう。ドルはポンドや新興国通貨に対しても値上がりしているようです。
ただ今度は車のローンの審査を緩めてどんどん車を売っているようです。これも景気回復の足元を支えていました。ただこれはちょっと不安材料です。
ところでこのまま円安は続くのでしょうか。今日のニュースを見ても将来円安が進むことを心配して輸入関連企業がドル買いに走っているようです。
対円相場だけでなく、他の国でも将来ドル高を進むとなれば一斉にドル買いに走る可能性があります。そうなれば世界的なドル高です。
今世界で景気が回復傾向にあるのはアメリカだけのようです。日本のEUも景気低迷に苦しんでいます。おじさんの予想では年末にかけて110円台くらいまではいきそうです。
今日の株式相場を見ても余り円安に反応していません。午前中は株価は安値をつけていました。午後からは輸出産業特に大企業に好影響ということで株価は高値引けでした。円安株安となったら、政府の立場はないので年金辺りが買いに入ったのかもしれません。
輸出がそれほど伸びない中では円安は逆に国内消費を減退させる可能性があります。賃金上昇以上に物価上昇の勢いがあります。これがもし110円台まで円安になると大変です。
石油を大量に使うのは輸送業だけではありません。農業や漁業にも影響があります。農作物や魚の値段が上がれば日常生活は大変です。
デフレ脱却が今のスローガンですが、そのうちインフレ脱却がスローガンになるかもしれません。今日発売の週刊誌もブログのサイトも安倍さんの経済政策への反対ばかりです。
原発再稼働・TPP交渉・消費税引き上げと第二次安倍政権最大の山場が近づいてきます。その中で消費税引き上げが最大の山場です。実施すれば支持率は40%を割るかもしれないし、しなければ予算の組み替え、対外的な信用失墜、株安を招くでしょう。
安倍政権のお手並み拝見といったところです。明日はのんびり過ごします。