新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

お墓の将来

今日も一日晴天でした。北海道や東日本各地は大雨のようです。8月は西日本が大雨だったのですが、今度は入れ替わりです。

 今日は一日のんびり過ごしました。家事の手伝いを中心に過ごしました。株価の方は100円以上の上げでした。円安は買いの流れが定着したようです。対ドル相場も107円台まで行ったようです。昨日も書いたようにこれから月末にかけて110円台に突入しそうです。

 株式相場も16000円台に突入しそうですね。おじさんの持ち株も電機株の一つが値上りしています。今月末が配当落ちなので、そこまで待って売ろうかと考えています。NISAで買ったので年内に利益確定しようと思っています。

 ところで新聞を読んでいるとお墓の移転について書いてありました。地方の衰退はさまざまなところに影響を及ぼしています。お墓の移転もそうです。おじさんの教会の墓地はある霊園にあります。簡単に言えば霊園の一角を借りているのです。

 その霊園でも霊園の管理費を払わないので合葬されているお墓があります。またツマクマの実家のお寺の墓地の無縁墓の撤去をしています。その墓地に行くとあちこちに空地があります。墓が撤去されたのです。

 そのお墓の縁者がいなくなったのでしょう。地方から都会に子供たちが出て、何代かすれば地元のお墓のことが忘れ去られるのでしょう。今生涯未婚の人が増えているようです。もし一人っ子だとその子が死ねば家は絶えてしまいます。

 お墓は家に付属するものなので、家族がいなくなるとお墓も放置されます。遺骨を別の場所に移転するのも難しいです。仏教の場合どこかのお寺の檀家になっています。お寺は檀家からのお布施や寄付で成り立っています。

 お寺の場合住職の生活費だけでなく建物の維持管理が大変です。お堂の屋根の瓦の葺き替えだけでも数百万どころか数千万円単位のお金がかかるでしょう。檀家はどんどん減少していくのですから、お寺の経営も大変です。

 檀家が別のお寺に移るのにお金を取ることもあるそうです。極端に言えば手切れ金のようなものでしょう。納骨堂でも永代供養でもない限り管理費が必要です。これも子供が都会に行ったりして忘れられることもあります。都会に出て3代目くらいになると自分の祖父母の墓がどこにあるのかも知らないでしょう。

 おじさんの父方の祖父母のお墓は知っていますが、母方の祖父母のお墓は50年以上前一度お参りに行ったきりです。今は正確な場所は覚えていません。

 教会の場合教会墓地があります。そこには地面に続く穴があって、墓地のスペースが満員になると古い順から土に戻すことになっています。比較的新しい教会なのでまだスペースはたくさんあります。ちなみに教会員の納骨料は不要です。

 ただ墓地の壁面に氏名と生没年を彫り込む費用だけがかかります。墓地の管理に必要なお金は特別会計で積み立てています。おじさんたち夫婦はこの教会墓地にねむります。今は亡き懐かしい教会の方々とともに過ごすので安心です。

 それに教会墓地の壁面には娘婿がデザインした壁画があります。「イエスキリストは救い主」というギリシャ語の頭文字をつなぎ合わせると「魚」というギリシャ語になるそうです。

 それにちなんで壁面には魚のデザインがあるのです。死ぬのは怖いですが、教会墓地に入るのは怖くありません。

 明日から忙しいので火曜日くらいまでブログはお休みです。