最近の株式相場について
昨日は忙しくてブログを書くことができませんでした。今日は株式相場も40円ちょいの値上がりでした。後場は下げていたのですが、引け間際になって買いが入ったようです。
とは言っても全体としては下げたものが多かったようです。おじさんの持ち株もほとんど下げました。建設株と電機株の一部が値上がりしただけです。
また政府日銀も円安を是認するコメントを出していたので、日本側の事情から円安が止まることはありませんでした。ただここにきてアメリカ側に問題がでてきました。
一番大きな理由は思ったほど景気が回復しないのではないかという懸念です。今世界中でアメリカだけが景気回復だと思われています。しかし、住宅需要などは思ったほど伸びていないようです。自動車ローンを取りやすくしているので、これが第二のプライムローンになりかねないとの意見もあります。
またエボラ熱の患者がアメリカで発見されたり、香港情勢なども懸念材料になっています。それに急激な円安に伴う株高も人為的な感じもします。
為替デーラーが思惑で円安を急速に進め利益を出した可能性もあります。それに乗った投資家も多かったようです。株式相場の急激な上昇も同様です。超ミニバブルといったところです。
山高ければ谷深しで、日経平均16000円越から、15500円台まで下落しました。3日で700円近い下げだったようです。株の格言に「もうはまだなり、まだはもうなり」というのがあります。
今回は後者だったようです。まだ上がるだろうとと思っていたら、もう上げ相場は終わっていたのです。昨日の下げでもう一気に戻すだろうと思ったら、まだ上がらなかったというところです。
株式だけでなくすべての投資はタイミングが大事です。いつ買うか、いつ売るかはとても難しいです。とにかくいくらでも利益が出たら売ればよいという考えもあります。
しかし、売った後大きく相場が上昇したら買うのが大変です。相場の終わりころに売って、大きく下げたところで買うのがベストです。しかし、天井売らず底買わずという格言もあります。株価の一番高いところで売ったり、一番安いところで買ったりできないという格言です。
デイトレでないおじさんは、一年に数回しか商いをしません。それだけに利益最大化をつい考えてしまうのです。今のところ円安傾向が止まる気配はありません。
為替と大きな関わりのある電機株はそろそろ売却かと思っています。どうもキリのよい値段で売ろうとすると難しいようです。建設株は折にふれて動意ずくので継続して保有するつもりです。
ちなみに消費税引き上げは景気に悪い影響を与えるので株式相場は売られると予想しています。円安も年末まで110円台を超えることはないと予想しています。
明日はのんびり家で過ごします。