総選挙の行方
いよいよ解散です。争点は結局消費税引き上げの可否ではなく、アベノミックスになりそうです。というのは前回発表のGDPがマイナスになったからです。
というわけで今回の総選挙はこれまでのアベノミックスをどう評価するか、またこれからも今の経済政策を継続させるのかと言うことになります。
今の経済政策が続けば株と外貨を持っている人、輸出産業、東京に不動産をもっている人だけが利益を得ることになります。おじさんも株やドル債券を沢山もっているので、相当な為替差益が出ています。
しかし、そんな人は少ないでしょう。また、地方と都会の格差が大きくなりました。地方在住の人、年金をどんどん下げられている人、円安のおかげで輸入品が値上がりし困っている人など結構な数いると思います。
無理に総選挙を実施することを決めた結果でしょう。一方自民党が今以上に議席を伸ばすという意見もあります。安倍さんは過半数を割ったら辞任すると主張しています。そんなことはあり得ないと思っているからでしょう。
野党分裂で圧倒的に自民党が有利と言うのももっともです。しかし、世論は自民党に好意的とも思えません。自民党支持者以上に国民の多数を占めているのが無党派層です。特に地方の県庁所在地、都市部では大きな影響力をもっています。
この層が動くと結構選挙結果に影響を与えると思います。今以上の与党勢力の拡大は難しいと思います。以前からあった政権与党にお灸をすえるという流れができる可能性があります。
そうなると自公で290議席と言ったところでしょう。自民が260議席公明党が30議席と言ったところです。今みんなの党などの第三局と言われる党が民主党に流入しています。問題は多いがこのまま自公連立政権の動きに警戒感を持っている無党派層は意外に民主党に流れるかもしれません。
これはおじさんの願いでもあります。このまま安倍政権が続いて憲法改正、海外派兵へと進むことだけは絶対やめてもらいたいです。まだ息子は30歳なので兵隊にとられる可能性があります。
中東の砂漠や中国大陸の奥地でむなしく死ぬことだけはやめたほしいです。もちろんその前におじさんも反対のデモに参加しますが。
明日はのんびり過ごします。