アベノミックスを選択した国民
さて今日は一斉に新聞が選挙予想を出しました。先のマスコミ報道と違って自公の圧勝予想です。
都市では自民党が圧勝のようです。結局今回の総選挙はアベノミックスをどう評価するかになったようです。そして国民はアベノミックスの継続を望んだようです。
先の世論調査ではアベノミックスの恩恵を受けていると思わない人が圧倒的多数でしと。事実アベノミックスの恩恵を受けたのは大都市で大企業に勤務する人です。その他株式をもっていたり外貨をもっていたりする人です。
外貨と株式で相当含み益をもっている人はアベノミックスの変更を望まないはずです。円安株高が逆回転したら膨大な損失を出すでしょう。
とくに今年後半になって株式や外貨を始めた人はここでアベノミックスが変更になったら大変です。しかし、アベノミックスの恩恵それほど受けていない人たちが自民党を支持するというのもおかしな話です。
しかし、これまで何の明るい話題がなかったのに、とりあえず株高になっているのですから、アベノミックスを継続するしかないと思っているのでしょう。
いつか景気が回復して給与が上がり生活が楽になることを夢見ているのだと思います。それに、一度始めたアベノミックスは行きつくところまでいかないやめるわけは行かないのです。
今回総選挙をしたので、たとえアベノミックスが失敗し経済が低迷しても安倍さんがあと4年は解散する必要がないので安倍さんにとっては有難いことでしょう。
野党にしてもアベノミックスに代わる経済政策を打ち出すことができません。アベノミックスを今やめれば大変なリアクションが起こります。(円高株安)すでに日本は引き返せないところまで来ています。
アベノミックスによって景気が回復しかつ金利が低く抑えられなければ日本経済は破綻します。ハイパーインフレになる可能性はほとんどありませんが、日銀が異次元緩和をソフトランデイングさせることができるかどうかがこれからの日本経済を決定付けるでしょう。
これから総選挙で番狂わせが起こるとも思えないの円安株高が行き着くところまで進むでしょう。取りあえず年内対ドル125円、日経平均20000円まで行きそうです。
ただ総選挙後値上がりに対する反動が来る可能性があります。山高ければ谷深しで、次の調整局面では日経平均15000円まで戻す可能性もあります。
明日はいろいろ忙しいです。