新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

来週の株と外貨相場見通しー円高株安の可能性

このところ世界経済から目が離せません。国内政治がどうであれグローバル化した現代社会において他国の動向が日本のあり方を決めます。

 昨日のアメリカの株式相場の下落はショックです。300ドルちょいの大幅下落でした。ちょうどタイミングが悪すぎます。明日の総選挙で材料出尽くし感がでます。間違いなく自民党が圧勝するでしょう。

 そうなれば選挙のために株価や外貨を支える必要がなくなります。現実に政府日銀が株価や円安を誘導していなくても市場は政府日銀が選挙終了まで外貨や株価を支えていると思っているのです。

 普通に考えて総選挙の最中に与党に不利なことをするはずがないと思うのが常識です。特に安倍政権は株価政権と言われるくらい株価を気にしているのですから。

 ところがその支えが総選挙の大勝利とともに終わります。すでに日銀も年金も相当株(投信)を購入しているでしょう。さて月曜日ですが、まず円高から始まると思います。

 アメリカの株式市況の下落は原油関連株から来ているようです。おじさんが想像した以上に原油安の影響がアメリカのシェルガスに影響を与えているようです。

 原油安の影響はインフレ期待にも影響を与えます。ガソリンの消費量が並はずれて大きなアメリカですから、原油安となれば、ガソリン価格にも反映するでしょう。またシェルガスなどの開発業者の倒産などから、アメリカ経済にも悪影響がでるはずです。

 そうなれば、FRB金利引き上げを延期せざろうを得なくなるでしょう。金利引き上げの可能性が遠のけば金利差から円安が進んでいたのが止まる可能性もあります。今118円ですが、115円くらいまで円高になる可能性もあります。

 円安が円高へと向かえば株式相場も元の木阿弥になって長期的には日経平均15000円台円も105円まで戻る可能性があります。少なくとも利益の出ているうちに海外の投資家は株を手放すと思います。

 金利引き上げが来年ないとなると円の買戻しも予想されるので、その前に慌てて海外の投資家が売りに出る可能性も高いです。

 と言っても長期の投資をするおじさんとしては取りあえず様子見しかありません。含み損はありませんが、どこで利確するか微妙なところにきました。

 明日は日曜日なので教会です。