新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

中国のクリスマス

教会のクリスマス礼拝はすでに終わりましたが、今日はイブ礼拝があります。ツマクマの調子が悪いので今年はイブ礼拝には行きません。

 さて今日は3年前までいた中国のクリスマスについて書きます。まず中国の教会のクリスマスから書きます。クリスマスだからと言ってそれほど変わったことはありません。

 日本では教会行事としてクリスマスが有名ですが、中国の教会ではクリスマスよりイースターの方が重要な教会行事のようです。おじさんの教会などではクリスマスの祝会などがありますが、中国の場合とくにそんなこともありません。

 逆に中国のデパートの正面には大きなクリスマスの飾りつけがされます。メリークリスマスと英語で書かれた飾りつけがされます。おじさんの住んでいた地区ではデパートが3つありましたが、一番中心地にあるデパートの飾りつけが一番きれいでした。(夜はライトアップします。)

 おじさんが大学生の頃中国は文化大革命の真っ最中でした。その頃クリスマスにデパートを飾り付けるなど考えられませんでした。2000年の初めころでも中国の大都会は別として、おじさんのいたような内陸部の町ではクリスマスの飾りつけなどなかったでしょう。

 ちなみに現代ではクリスマスだけでなく、バレンタインデーでもありますし、母の日もあります。母の日には軍の若者が母親に電話をしている風景がTVで放映されていました。

 大学では外国語学部(外国語学院)主催でクリスマスのイベントがあります。そこでは英語圏からの留学生なっどがクリスマス劇(生誕劇)をやっていました。

 イエスキリストの生誕を題材とした劇です。馬小屋や羊飼いなども出てきます。ただ中国人の学生さんにどのくらいキリスト教の知識があるか分かりません。

 英語学部の学生さんなら少しは理解できるかもしれません。近くの外国語大学(外国語学院)ではどのようなクリスマスイベントがあるのかは知りません。

 町ではサンタの格好をした店員さんなども見かけました。だんだん中国内陸部でもクリスマスが浸透しているようです。日本ではクリスマス抜きでは考えられません。

 たぶん韓国などはキリスト教の力が強いのでクリスマスは相当盛大に祝われているでしょう。日本は戦後すぐからクリスマスが祝われているし、中国もすでにクリスマスが定着しました。

 これで東アジアの国の大半がクリスマスを祝うようになりました。アメリカ・ロシア・ヨーロッパ・東アジア・南アメリカがクリスマスを祝うのですから、その数は世界の人口の相当部分を占めることになりそうです。

 正月は日本最大のイベントですが、中国でも旧正月春節)は盛大ですが、正月はたいしたことはありません。アメリカでも正月はたいしたことがありません。

 そう考えると世界最大のイベントはクリスマスということになりそうです。今日は円安株高でした。まだ売却の水準まできません。相場が開く日数ものこり少ないです。来年に期待することにします。