気迷い相場(株式・外貨)
いよいよ年末相場になりました。今日は一時300円以上の下げでしたが、結局90円近い安値引けでした。このところ大きく上げてアナリストなどは年内日経平均18000円とか20000円とか主張していたのですが、今日は大きく下げた場面もありました。
明日が大納会です。意外と大きく上げるかもしれませんが、この数日は上げの力が弱まっているようです。一つは年末で相場に参加する投資家が減ったことがあります。
個人の場合年末まで忙しく投資をしたりはしないでしょう。おじさんもそうですが、今年も株式相場自身は値上がり傾向だったので、利益がでているはずです。
急いで今取引をしなくてもよいくらいの状況でしょう。それに来年に備えて資金ポジションを蓄えている人も多いと思います。
また対ドル相場も一時122円台突破し125円台まで行くかと思われた外国為替相場も121円近辺で落ち着いています。こちらも取りあえず大きな動きがありません。
今相場を大きく動かす要素がほとんどないのです。確かにニューヨークの株式相場は強いですが、それに日本の相場が反応していません。
来年はほとんど全ての予想が円安株高です。アメリカの景気が順調なことと、政府日銀(年金も)が何としても物価高にするため金融緩和や株式購入をすると見られているからです。
株価や対ドル相場が完全に政府日銀主導になっています。おじさんの長い投資経験の中でも初めてです。おじさん自身円安株高以外の選択はないと思っています。
ただ売り時をいつにするか迷っているだけです。今すぐ売却しても外貨・株式ともに利益が出ます。さりとてもう一段の円安株高があるだろうと思って迷っているのです。
取りあえずは来年夏前に材料出尽くしとして一度下げがあると思っています。それ以上に海外の情勢が全く不透明です。原油価格の問題にロシア問題、さらには中国の政治情勢などです。
明日の株式相場が注目されます。