新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

塩漬けと損切りーあなたはどちら

今日も日経平均は年初来高値を越えて行きました。日経平均は134円高でした。おじさんの持ち株の一つの鉄鋼株が年初来高値でした。

 建設株もまもなく年初来高値に並びます。先日書いたように、おじさんは高所恐怖症なので、そろそろ利益確定の売りを考えています。

 利益が出ればいくらでも売ればよいという考えもありますが、売った後どんどん上がると癪に障るので、一定の目標値まで持つことにしています。

 去年もある株など売った後今日現在で1000円以上値上がりしたことがありました。2000株もっていたので、200万円以上儲けそこなったのです。

 死んだ子の年を数えるようなものなので仕方ないことです。ところで投資には損切りと塩漬けがあります。損切りというのは、損を覚悟で、値下がりした株式を売ってさらに値上がりしそうな株に買い替える方法です。損した以上に利益を出せばよいのです。もちろん、売った株が値上がりして、買った株が下がることもあります。

 デイトレーディングをしている人は損切り戦法だと思います。特にデイトレの場合、利益を少なくても絶え間なく商いしているので、損切りをしてでも、利益が出そうな株を求めるということになります。

 一方損失が出ても売らずに利益が出るまで待つと言う方法もあります。時に日本航空のように倒産することもあります。また東電のように、永久に株価が上がらないものもあります。

 ただ東電や日航のような株はめったにありません。塩漬けにしながら、これ以上は下がらない水準までその株が来たらナンピン(再度同じ株を安値で買うこと)をかけて取得の値段を下げることもできます。

 おじさんは大体この戦法です。塩漬け戦法の良いところは、機動性はありませんが、売るまで損失が確定しません。昨日まで安かった株がある日突然値上がりすることもあるのです。

 塩漬け戦法のためには絶対に高値掴みをしてはなりません。その年やその数年前と比べて最安値に近いところで買えばそんなに値下がりしません。

 また、日経平均が安くなったため、優良株までも引きずられて安くなることがあります。そんな時を狙って優良株を安く買うこともいいです。おじさんの投資法はほとんどそうです。

 そういうわけで、おじさんは一年に数回しか売り買いをしません。今は売り時を狙っているところです。日経平均が18500円まで来たので次の目標は19000円ということになります。

 ただ以前書いたように、銀行株のような大型株が買われる時は相場の終わりころです。大型株は値段が安いので、買いやすいのです。それに、銀行株は地味で突然利益増加ということもありません。

 だからこそ安いのです。まあ、予想が外れて株式相場がどんどん値上がりすれば、次々に持ち株を売るつもりです。それでも、鉄鋼株や電機株はリーマンショック前に買ったので、現在の値段より相当高いです。

 これを売り抜けることができたら嬉しいです。明日の相場が注目されます。