NY市場の波紋―月曜日の相場はどうなる。
昨日のNY市場は270ドル安でした。原因は雇用状況が好転し、金利引き上げが近づいたので、株を売って債券を買う動きがでたようです。
日経先物も100円安だったようです。以前書いたように、金利引き上げは株式相場にとって大きな影響があります。金利が高ければお金を借りて投資に回すのが難しくなりますし、今お金を借りて投資に回しているなら、借りた分の金利支払いが増えます。
昨日も書いたように、さまざまな点で今は綱引き相場です。アメリカの株式相場が下落すれば、日本の株式相場が下落するというのがこれまでの相場でした。
しかし、このところアメリカの動きと反対の動きをすることが多くなりました。月曜日の日本の相場も従来の見方をすれば安値に振れるところです。
もし金利引き上げということになれば、6月が有力視されます。今3月ですから、最低2月の準備期間を置いて引き上げということになります。
明日は日曜日なので教会です。