カエサル(皇帝)の物はカエサル(皇帝)に
今日は日曜日なので恒例の教会ネタです。今日は有名な「カエサルの物はカエサルに、神のものは神に」という言葉の由来から書きます。
ファリサイ派というのは、以前パリサイ派ともよばれました。律法(旧約聖書の教え)を忠実に守ろうとした人々のことです。一方ヘロデ派というのは、当時宗主国ローマの意向を受けてイスラエルを統治していたヘロデ王の支持者たちです。
彼らは慇懃にイエスに問いかけます。「ところで、高弟に税金を納めるのは、律法に適っているのでしょうか、適っていないのでしょうか。」と言います。
。
そして、銀貨に描かれている像を見て「これは誰の肖像か銘か」と尋ねます。彼らが皇帝のものですと答えると「皇帝のものは皇帝に、神のものは神に返しなさい」というのです。
この答えは世俗のことは世俗で解決し信仰の問題は信仰として扱いなさいと言っているとも言えます。答え自身は見事に言葉の罠を逃れています。事実これを聞いた人々は「イエスの答えに驚きいった」とあります。
キリスト教の信仰によれば、我々は神から多くのものを与えられています。それに我々はどれだけ答えているでしょうか。あなたは神の恵みにどれだけ神様にお返ししているのか問われているのです。
おじさんは今日の説教でそのことを気づかされました。毎回説教を聞くことで思いがけない気づきがあるのです。
さていつも書いているように、聖なる日が終わって明日からは世俗の生活です。土曜日書いたように、明日の相場がどうなるのか気になるところです。取りあえず安値で寄り付くとは思っています。