新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

日経平均と持ち株

 今日も日経平均は上昇を続けています。おじさんが現役の頃日経平均が上がっているのを見て、おじさんに、最近儲かっていますねと言われることが良くありました。

 株をやっていて、日経平均が上がっているのですから皆儲かっていると勘違いしているのです。日経平均とは日経平均算出のための銘柄がまずあります。

 この日経平均採用銘柄の株価を銘柄数で割った値段を日経平均と言われるものなのです。逆に言えば日経平均採用銘柄以外が値上がりし、日経平均採用銘柄が値下がりすれば日経平均は下がります。

 ただ日経平均は発行株数が少なく価格が高い日経平均採用銘柄の株が値上がりすると、価格変動が大きくなります。今の株式相場はそんな状況なのです。

 すべての株が値上がりして日経平均が上がっているわけではないのです。逆に以前の方が高かった株が沢山あります。株式相場が上がれば儲けるはずの証券株は年初来高値から相当下がっています。

 野村ホールディングスは証券会社の雄ですが、年初来高値が828円なのに今日の値段は741円なのです。日経平均がこれほど上がっているのに、証券株は下がっているのです。

 おじさんの持ち株でも某船株だけが3月20日に年初来高値を更新しました。その後は値下がりです。NISAで最近買った某電機株も年初来高値は去年の12月です。このところやっと値上がりしてきましたが、まだ年初来高値から40円近く下がっています。

 先日売った某建設株もすでに売った時から値下がりです。某鉄鋼株も某電力株も2月が年初来高値でその後は値下がりを続けています。

 日経平均がどれほど上がっても自分の持ち株が上がらなければ何の意味もありません。もし日経平均だけを見るならインデックスファンドを買うのがいいでしょう。でもすでに19000円台を大きく越えているので、今買ってもそんなに利益を得るのは難しいでしょう。

 おじさん同様株や外貨をやってる息子も運用に困っているようです。今はドルもユーロも動きが悪いです。ドルを結構もっているおじさんも今は売るべきが迷っています。

 日経平均がいくら上がっても含み損を抱えたり思ったほど値上がりしていない投資家の人も多いと思います。明日の相場はどうなるでしょう。