乱高下する株式市況
今日は安値で始まり高値の後大きく下げて結局160円ちょいの安値で引けました。今日の高値と安値の差は何と500円近いものです。
それがどこの時点であるかは誰にも分かりません。そうは言ってもおじさんの持ち株は大幅ダウンです。今日は配当落ちなので今日下げたくらいの日経平均は下がって当然なのです。
このところ値上がりが続いてきたのでどこかで調整が入るところです。このままずるずる日経平均19000円を割るということになれば相場全体が壊れるところでした。
取りあえずそれだけは食い止めたい日銀・年金・共済組合が買いに入ったのかもしれません。これまでと違い相場展開が不安定になってきています。
アメリカの株式相場との関連がなかったのですが、これからはそうもいかないようです。今日は本当は別のことを書こうと思っていました。
日本の新聞は余り取り上げませんが、AIIB（アジアインフラ投資銀行）への参加国が急速に広がっています。とうとう、かって日本と共同歩調をとって来た韓国台湾も加盟を目指しています。
アメリカの政府関係者も中国に協議のため入っています。ほとんどのアジアの国とヨーロッパの主要国が参加しています。確かにAIIBは海の物とも山のものともしれません。
それに日本人が大嫌いな中国主導で動いています。好き嫌いは別にして大勢が動いているのに、何もしないで見ていると取り残されるでしょう。世界中から嫌われている中国にこんなに多くの国が支持に回ると日本は思っていたのでしょう。
かってビデオの規格でソニーのベータ―と他の電機メーカーのVHSとの間でどちらを選ぶか問題になりました。性能はソニーのベータ―が良かったのですが、それより劣るVHSが中心規格になりました。それは多数が支持したからです。
創立時ならいろいろ特典があります。まあおじさんが何を言っても無駄でしょうが、すでにAIIBでは日本が孤立しています。案外アメリカが先にAIIBに参加することになるかもしれませんね。
明日は今話題になっている大阪の某私立高校の問題について書きます。
