新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

日経平均が2万円を超えたがーおじさんの持ち株は如何

 今日とうとう日経平均が2万円をザラ場で超えました。ザラ場というのは、商いの途中の場面のことです。多くの投資家のブログにある通り日経平均と持ち株の価格のかい離が大きいのです。

 昨日も日経平均は上がっていましたが、値下がり株の方が値上がり株より多かったのです。ツマクマも今日日経平均が2万円を超えたから、うちの持ち株もさぞ上がっているでしょうと言っていました。

 そういえば今日日経平均が2万円を越えたことを証券会社がお祝いしていました。これだけ日経平均が上がったのですから、さぞ証券会社の株式は値上がりしていると思われるでしょう。

 おじさんも2年前証券会社の株をもっていました。2年前は某証券会社の株は900円台まで行きました。おじさんはそこまで待てず800円台で売りました。当時はまだアベノミックスが始まったばかりでした。

 日経平均も確かまだ12000円台だったと思います。それではそれから数千円も日経平均が上がったのに今その某証券会社の株価は700円台です。

 アベノミックスを信じて900円台で某証券会社の株を買った方は200円近い損をしているのです。おじさんが1月前に売却した某建設会社の株も売った時より値下がりしています。

 今日の時点でおじさんの持ち株のうち値上がりしたのは某電機株だけです。他の電機株も鉄鋼株も船株も電力株も皆値下がりです。値上がりした某電機株でも1円の値上がりです。

 配当利回りがよいので銀行株を狙っているのですが、ほとんど値上がりしていません。つまり日経平均を上げる株だけが値上がりしているのです。

 相場全体としては少しも動いていないのです。たぶん大半の株式は日経平均18000円くらいの株価が持続しているようです。

 日経平均は安倍政権の看板なのですから、個別株価ではなく日経平均が上がればよいのです。ですから、日経平均だけが上がっても株式相場全体の値上がりにはつながっていません。

 経済の実態以上に上がりすぎなので新規の投資家の参入も余りないようです。マスコミも以前ほど株価上昇について触れません。アベノミックス当初の株式市場の熱気は全く感じられません。

 本屋さんに行っても株式関係の本も余り出ていません。四季報を買ったり見たりする人もほとんどいません。安倍政権だけが日経平均2万円乗せをはしゃいでいますが、世の中は冷めた目で見ているようです。

 日銀・年金・共済それに郵貯のかんぬきがあるので、大崩することはないと思いますが、ほとんどの個人消費は18000円以下の値下がりまで様子見だと思います。

 おじさんもそろそろ狙っていた某地銀株の値段が固定化してきたので、一段の下げがあったら買いを入れようかと思っています。配当利回りが良いのです。それに隣県なので株主総会に出られます。

 おじさんの住む県の地銀は値段が高すぎるのです。ただ地銀は合併の可能性があるのでこれがリスクになります。来週の相場展開が注目されます。