新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

日経平均さすがに下がりましたね。

 今日はさすがに相場は一気に上昇とはいかず、安値引けでした。日経平均160円ちょい安です。日経平均2万円に20円ほど残して引けました。

 日経平均2万円割れまでは行きませんでした。がやはり2万円の壁は厚いようで、一端越えたのにすぐ戻してきました。また一時下げ幅を縮小したのに、終わり近くなってまた下げてきました。

 おじさんの持ち株もほとんどが下げています。昨日書いた某電機株だけがわずかに値上がりです。と言っても年初来高値を越えていよいよ売却が目前まできたのに、結局目標値までは行きませんでした。

 今日は対ドル相場もやや円高です。すっかり対190円台が定着しています。6月のアメリカの金利引き上げはないいだろうと思っています。

 アメリカの相場(為替と株式)を見てもこれ以上大幅な値上がりはなさそうです。アメリカの景気も一時ほどの勢いがありません。

 このまま今のアメリカも相場を大きく動かす力はないようです。逆にアメリカ企業がドル高で苦しんでいるので、円安を放置するなという声が出そうです。

 今のところ国内的には大きな動きはないと思います。3月決算が続いていますが、すでに好業績は織り込み済だと思います。

 官製相場と言いますが、今の水準で官がどんどん買い進むこともないと思います。アベノミックスが始まってから相当値上がりしています。これ以上の水準だと官が買ってもそれほど利益がでないでしょう。

 それにこれ以上の株価の上昇は株価バブルの恐れも出てきます。官は民以上に失敗を嫌います。もしこのまま買い進んで急落ともなれば、国債から株式に資産内容を変更した年金などマスコミから袋叩きに会うでしょう。

 日銀の追加金融緩和の報道がありますが、今の状況では追加金融はないと思います。日銀は先の消費税応援の追加金融を行ったのにはしごを外されました。

 また順調に物価が上がっていると言っているのに追加の金融緩和をするのも論理矛盾です。取りあえず夏までは日銀も様子見でしょう。

 というわけで今の日経平均2万円を挟んだ動きが来週もあると思います。多分来週には再び20200円を目指す動きになると思います。

 問題はその後長期の休みに入ることです。海外で大きな動きがあっても投資家は対応できません。もしギリシャなどで大きな動きがあって円高に進んでも相場が開いていないのでどうしよもありません。

 市場が開いた時500円安などと言うこともあり得ます。ゴールデンウイークは日本だけなので、海外の投資家が何か仕掛けるには一番良い時期です。

 この時期どう相場が動くか注目されるところです。