電機悪役3人組が戻しましたー東芝・シャープ・富士通

　相変わらず地合いが強いです。一時日経平均で100円以上下げたのに結局3円高で引けたようです。おじさんの持ち株も恩恵を被っています。

　まだまだ買値には届きませんが、某電力株がザラ場で年初来高値を更新しました。電力株は配当狙いでリーマンショック前相当数買ったので、含み損を大きいです。

　ただ去年から復配し、今年は増配になったのでありがたいです。某電機株も目標値まであと10円のところまできました。また某船株も年初来高値まで数円というところまで来ました。

　逆に売却した某建設株は今日も売却値を10円以上下回っています。ほぼ天井近くで売れたのでうれしいです。ところで昨日書いた東芝・シャープは大きく戻しています。

　電機株の3悪役はシャープ・東芝・富士通です。富士通は前2者より早く悪役振りを発揮しました。800円台まであった株価が業績悪化が伝えられると640円台まで暴落しました。

　そこが底値で今日は18円高です。690円台まで戻しました。まもなく700円台まで回復しそうです。また99％の減資を表明したシャープも21円高まで戻しました。

　空売りをかけていた投資家は今日も下がって100円台に突入すると思ったようです。それが、逆に上がりだしたのですから、慌てて買い戻しているはずです。

　東芝はさすがに値上がりまで行きませんでしたが、ザラ場375円の年初来安値を付けた後、一気に回復しています。終値は400円台を回復しています。高値引けでした。

　一日で高安25円の幅です。シャープ以上に技術的には問題がないので、早晩450円台を回復するでしょう。こちらも、シャープ以上に空売りがあったようです。

　今日の展開を見て明日は慌てて空売りを買い戻すと思います。東芝の場合、今の問題が解決すれば、値上がりは間違いないからです。

　400円ちょとなら買い余地があります。それを狙って明日の寄り付きから買いが入ると思います。空売りした投資家は下手をするとどんどん値上がりする可能性があるので、傷が浅いうちに買戻しに入るでしょう。

　今日の電機悪役3人組の動きを見ると、売り崩しは無理で逆に空売りした投資家を踏み上げさせようと言う意図さえ感じられます。

　それほど市場の買い意欲は強いようです。あるサイトに官に逆らうなとありました。人気の高い安倍政権が高株価を維持しようとしているのですから、相場を売り崩すのは難しいのでしょう。

　取りあえずおじさんも持ち株が目標値に近付くのを待っています。明日の相場が気になります。