新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

さすがに下がりました。ーマネーゲーム化する東芝

 今日はさすがに日経平均が下がりました。これまでもザラ場では下がるのですが、終値では何とか高値を維持してきました。

 今日はそれもできず結局190円ちょい安で引けたようです。どうも日経平均2万円の壁は厚そうです。何回か挑戦しましたが、長続きしませんでした。

 そういえば円ドル相場も対ドル120円の壁が厚そうです。これを大幅に越えての円安は難しいようです。おじさんも122円を超えたところでドル預金を円転しようと思っています。

 まあドル預金の場合、アメリカの金利が上がれば預金利息も上がるのでままいいかと思っています。ところで、数日前から大相場をなしている東芝は今日も大相場になっています。

 日経平均が190円も下げたのに、東芝は3円とは言え高値で引けいています。また出来高も約2億3千万株と二位
出来高1億3千万株を大きく上回っています。

 3位に至っては1億株もできていません。東芝の場合、社内不祥事の赤字額が500億程度だと言われます。東芝の規模でいえば500億程度ならなんとかなるでしょう。

 シャープは2000億程度の赤字ですから500億くらいなら問題にならないでしょう。これで膿を出せれば安い物です。と言うことで今日は一時448円まで買われました。

 ストップ安直前が480円くらいでしたから、後30円ちょいくらいのところまで来ました。買い方にすれば、空売りの買いが入ると思われるので、安心して買うことができます。

 また、空売りしていた投資家は早く買い戻さないと損が広がるというのでこちらも買いに入っているようです。ただ、何もなかったように480円台に戻るのは難しいでしょう。

 取りあえず450円くらいまでの値段に行くと思います。ということで信用の買いも入れやすいです。明日で今週の相場も終わります。

 日経平均でいえばもう少し下げても良いと思います。そうなれば、来週また買いが入る可能性があります。取りあえず日経平均19500円から20100円くらいの幅でボックス相場になりそうです。

 このボックスが動くのは、アメリカの金利が引き上げ後、またはギリシャ問題決着後ということになります。世界的な景気後退の中での株高なので、夏にかけてこれがどうなるか注目されます。