新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

相変わらず株式市況が強いです。ー治に居て乱を忘れず

 今日も日経平均が値上がりです。とうとう20400円台まで来ました。今日は外国為替相場も121円台まで円安になったようです。

 株式相場には相場のことは相場に聞けという格言があります。まさに今相場は誰が何と言っても上げるぞという強い意志のようなものが感じられます。

 個別に言えばすべての株が値上がりしているわけではありません。おじさんの持ち株はほとんど大きな変化はありません。

 このところ一番値動きがあるのが某電力株です。電力株の雄東電が商い上位になっています。以前は400円台だったのが今では600円台まで来ています。

 原発事故の後遺症を考えればとても買えないと思うのですがマネーゲームとしては低位株なので面白いのでしょう。三菱商事と組んで外国の発電設備に乗り出すと言う報道も値上がりに一役かっているようです。

 中国などの株式相場も値上がりしているようです。世界的な金余りからお金が株式相場に流れ込んでいるのでしょう。今の状況では取りあえず金融引き締めなど考えられません。

 貿易赤字が出たことも対ドル相場で円安に振れやすかったのでしょう。こんな強気相場はしばらく続きます。ただどんな相場でもいつか終わりがきます。

 それは突然思いがけない理由で発生します。国内的には大きな値下がり要因はないので、海外事情で起こると思われます。

 それはアメリカの金利引き上げなのか、ギリシャのデフォルトなのか、中国経済の破たんなのか分かりません。山高ければ谷深しの相場の格言通り大きな相場の調整がくれば、一気に相場は日経平均15000円台までくらい戻るでしょう。

 ショックが大きければ一日で日経平均1000円安などと言うこともあり得るのです。ブラックマンデーがそうでした。とにかく値段が付かないのです。

 空欄だらけの株式欄を見た時のショックを今でも覚えています。治に居て乱を忘れずは株式相場においても言えることです。