新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

外貨投資の思い出

 今日は一時対ドルで124円台まで来ました。引け値は123円台まで戻しています。今日は外貨投資の思い出について書きます。

 最初に外貨投資を始めたのは30年以上前のことです。当時外貨を扱っていたのは東銀(東京銀行 現三菱UFJ銀行)だけでした。

 おまけにおじさんの住んでいる町には東銀の支店がなくて県庁所在地にある東銀の支店まで行きました。そこで、外貨預金を始めたのですが、その支店でも珍しいのか、どこの銀行の方ですかと言われました。

 なぜそんなことを聞くのかと行員に聞くと、銀行の方がお客さんから頼まれてくるのがほとんどで、全くの個人で来るのは珍しいのだそうです。

 ドル相場のチャートを見ながら議論したのを思い出します。当時は対ドルで180円くらいだったと思います。その後どこの銀行でも外貨預金ができるようになり、近くの地銀の支店に行ってドル預金をしました。

 担当者の方はうちの支店では外貨預金をする方は初めてです。外貨預金の利息は自由なので、いくらにするかまだ決めていませんと言いました。東銀では○○%でしたというと、では確かめてみますと言って東銀に電話して確認して、東銀と同じ利息にしてくれました。

 のどかな時代の話です。その後ドイツマルクが強いというので、買ったことがあります。ところが、値動きが悪い上に今と違ってすぐその日のレートが分からないので困りました。

 東銀だと市外電話で聞かねばならず料金が高いので、同じ町にある三井銀行(現三井住友銀行)で聞きました。相場だけ聞いてすぐ切るので不審がられました。これはたいした利益も出せず売りました。

 某地銀のドル建て債券を買ったこともあります。これは何と金利が6%近くあったのですが、ちょうど償還時期に円高になって困りました。なんとか最初の値段で償還できたので利息分だけ利益になりました。

 ニュージーランドドル建て債券もやったことがあります。これも高金利だったのですが、やはり償還期限で円高になり、しばらくニュージーランドドルのままもってとんとんになったところで円転しました。

 ドル建てファンドとしてはこれも20年以上前アジアファンドというのをもっていました。タイが中心で、何とか少し利益を出して売却しました。パトナムファンドというドル債券ファンドをもっています。結構長くもっています。

 一度小泉さんの時代1ドル145円まで円安になったので売却しその後買戻しました。毎月配当なので楽しいです。毎月配当のファンドはよくないそうですが、数十万円単位のファンドで月に1300円も配当があるのでうれしいです。

 元本の売却は考えていないので、パセリやねぎのように本体はそのままで伸びたところだけ摘むようなものです。ツマクマも同額くらいもっていて月に3000円近く配当があります。

 ツマクマもおじさんも外貨建て生命保険をもっています。ツマクマはドル建てでまだ円高だったころなので何と1ドル85円でドルに替えています。生保なので5年未満で円転すると元本割れするようです。

 それでそのままにしています。おじさんは豪ドル建ての生命保険にしました。こちらは95円で豪ドルを買ったのでとんとんです。

 あとはドル預金です。こちらは中国に行く前に設定しました。102円でドルを買ったので20円くらい為替差益が出ています。こちらも一時75円まで円高が進んでショックだったのですが、長期保有で何とかなりました。

 アメリカの金利引き上げがあれば、この定期の金利も上がるはずです。取りあえず外貨取引では大きな損失もなく来ています。後日外国株投資についても書きます。