さて今日の株式市場は一時安値でしたが、結局17円高で引けました。やはり気迷い相場なのでしょう。ギリシャ問題は取りあえず5日の国民投票の結果を見ようということのようです。
株価が強含みなのは日本企業の業績が好調なのと各種の調査で分かるように景気回復期待が強まったからだとも思います。
ただ以前書いた某地方百貨店がまた大商いしています。それ以外でも聞いたこともない企業で株価一桁の会社が大商いしたりしています。
アベノミックスが始まった頃はこのような仕手っぽい動きはなかったのですが、一部で株式相場が
マネーゲーム化しているところがあります。
ところで、このままずっと株式相場が好調なのでしょうか。おじさんの持ち株のほとんどが、以前年初来高値をつけでその後下落しています。
いつも書くように
日経平均の値上がりが全ての株に及んでいるわけではないのです。今最大のテーマは
アメリカの
金利引き上げです。
アメリカの雇用統計などを見ると取りあえず9月の
金利引き上げはないようです。
アメリカの
金利引き上げがすでに市場に織り込まれていつとも言えます。ただもし9月に
金利引き上げが行われればショックを受けるでしょう。
12月以降か来年となるとそれほど市場に影響を与えないと思います。
アメリカの
金利引き上げはドル高を招くので、
アメリカ企業の業績悪化にもつながります。それを
アメリカの金融当局がどう判断するかです。
ギリシャがユーロ離脱を選択しなければ、
ギリシャ危機は先送りとなるでしょう。もし
ギリシャがユーロ離脱やデフォルト宣言をすれば影響は大きいでしょう。
最良の選択は
国民投票で
EUにとどまるという選択をし、それに政府が反発して総辞職し、総選挙で今度は
EUにとどまり、
EUの緊縮財政を受け入れる政権ができることです。
逆の選択をすることになれば、再度
ギリシャ危機が問題になるでしょう。来週以降も海外情勢には目がはなせません。
ところで私事ですが、昨日ツマクマが入院しました。それでブログを書けなかったのです。ちょっと病気が重いので突然ブログが何日か更新しないこともありますので、あらかじめお知らせしておきます。