新おじさん教師のひとりごと

長年高校教師をした後、中国の大学で日本語を教え、3年間過ごして帰国しました。今は引退して年金生活です。個人的な意見を書いています。

おじさんは如何にして中国の日本語教師になったか。

 このブログのサイトに来て今日で3日目です。以前のFC2ブログは6年間書きました。ところが1週間前から突然繋がらなくなったのです。中国ではしばしばサイトが繋がらないことがあります。多分中国政府が内容をチェックしサイトを繋がらなくしているのでしょう。
 
 さて今日は休業日なので暇です。おじさんの授業については又後日書きます。本当に日本の皆さんから見たら天国のような勤務内容です。そのような天国にどのようにして行くことになったか今日は書きます。
 
 そもそも、定年数年前に同僚のミヤジイという先生から、定年になったら海外でシニアボランテイアをしないかと誘われました。ミヤジイについても又いつか書きます。(現在は某国立高専の教授)ミヤジイは数学教師で、発展途上国で数学を教えることを希望したのですが、そのような要請はないと言われたそうです。しかし、日本語教師の要請はあるので、おじさんに海外でボランテイアをすることを勧めてくれました。(おじさんは国語教師だったのです。)
 
 さっそくJICAの説明会に行くと、日本語教師の要請があることを知りました。そこで定年1年前にヒューマンアカデミー日本語教師養成講座を受講しました。確か60万円くらいかかったと思います。おじさんが狙った海外ボランテイアは、外国語の能力が不要な南米の日本人社会で日本語を教えることだったのです。
 
 講座の終了と同時にふと他に日本語教師の公募がないかサイトをのぞいてみました。するとラオスカンボジアとおじさんのいる中国の大学が日本語教師を公募していました。冷やかし半分で応募したところ何と中国の大学だけが、招聘してくらたのです。2月25日に応募したら何と3月1日に招聘のメールが来ました。(その月の3月31日で定年です。)
 
 こうして不思議な運命から中国西南部の大学で教えることになりました。人間の運命は本当に不思議なものです。すでにこの大学で教えて2年が経過しようとしています。来学期もやらないかと誘われているので、多分3年間ここで過ごすと思います。
 
 待遇その他については又書きます。中国で日本語教師を希望する人は是非コメントをください。丁寧に教えて差し上げます。一つだけ言えるのは、中国での生活は日本人が考えるほど悪くはありません。広く世界に羽ばたくのを願う人には魅力のある国です。
 
 明日は授業があります。